About me
陳 琬蓥 (lea chen)、四川出身の四川料理マニア。中国語、日本語、英語をしゃべる好奇心旺盛で多趣味な人。ストレス解消法:「甜水麺」「葉兒耙」「蛋烘糕」「水煮魚」「干鍋兎」「肥腸粉」「麻辣烤鱼」「紅油水餃」「烤脳花」「鶏米芽菜」「粉蒸牛肉」を爆食いする。


目次

 

中国版食べログ「大衆点評」が成都市民及び全国の観光者が投票で選んだ「成都の絶対食べ逃してはいけない美食ベスト31 2018年版」を公開。ランキングに入ったのは、有名な四川料理だけでなく、人気の屋台グルメやB級グルメも多数あり!

 

このリストを見ると、成都に行く時は何を食べればよいか、迷わないはず。

 

ランキングのトップに選ばれたのは、今年日本でもブームになっている、「飲み会で提案したら反対する人がいない」と言われる「麻辣火鍋」。そして日本でも人気の「回鍋肉」は10位、「麻婆豆腐」は11位、「担々麺」は26位。

 

中国人が「麻婆豆腐」と「担々麺」より美味しいと思う成都美食はどんなグルメのだろうか?

 

成都の絶対食べ逃してはいけない美食ベスト31 2018年版

 

31.怪味麺(グゥァイ・ウェイ・ミィェン)

「怪味」とは「味がおかしい」と言う意味だが、ラーメンのスープが濃厚で、味が豊富のは名前の由来。

IMG_9539

 

関連記事: 四川が生んだ新しい味の形「呉記怪味面」【成都】

 

30.樟茶鴨(ヂャン・チャ・ヤー)

有名な四川料理の前菜。燻製して揚げたアヒルの料理。皮がパリパリでお肉が樟とお茶の香りがする。

IMG_9538

 

関連記事: これが四川ダック!中華民国から100年続く「樟茶鴨子」

 

29.鍋巴肉片(グゥォ・バー・ロウ・ピィェン)

豚肉と野菜の炒めを揚げたてのおこげにかける有名な四川料理。

IMG_9536

 

関連記事: 一度は行ってみたい!本店「陳麻婆豆腐」100年以上の老舗

 

28.川北涼粉(チュァン・ベイ・リィァン・フェン)

IMG_9535

 

関連記事: つるっと食べる小吃「涼粉」!政府に認められた「張老五涼粉」【成都】

 

27.傷心涼粉(シャン・シン・リィァン・フェン)

IMG_9530

 

関連記事: 【動画】大爆発の辛さが脳まで刺激!洛帯の客家が生んだ「傷心涼粉」

 

26.担々麺(ダン・ダン・ミィェン

IMG_9510

 

関連記事: 汁なし坦々麺ならココ!中国政府も認めた老舗の味【成都】

 

25.鍋盔(グゥォ・クゥイ)

IMG_9532

 

関連記事: 

【成都】毎日長蛇の列!成都で一番人気の鍋魁「厳太婆鍋魁」

ご当地バーガー「鍋魁」!テイクアウト専門トッピングは様々【成都】

 

24.凉麺(リィァン・ミィェン)

IMG_9531

 

関連記事: 香辣涼麺(辛い冷やし麺)の作り方

 

23.抄手(チャオ・ショウ)

ワンタンと似ているもの。四川では紅油(ラー油)、老麻(花椒が効く痺れる味)など、たくさんの味があるが、鶏湯抄手(鶏肉スープの抄手)は成都の代表的なもの。

IMG_9528

 

関連記事: 

高級レストランから独立して麺屋へ「黄抄手」【成都】

もうすぐ100年!ワンタン作りに一生を捧げる「劉抄手」【金堂】

 

22.宮保鶏丁(ゴン・バオ・ジー・ディン)

IMG_9513

 

関連記事: 中国料理協会が選ぶ2018年版四川料理ベスト10とは?

 

21.口水鶏(コウ・シュイ・ジー)

IMG_9526

 

関連記事: 3STEPで作るラー油たっぷりの口水鶏(よだれ鶏)

 

20.魚香肉絲(ユー・シャン・ロウ・スー)

IMG_9525

 

関連記事: 中国料理協会が選ぶ2018年版四川料理ベスト10とは?

 

19.蒜泥白肉(スゥァン・ニー・バイ・ロウ)

IMG_9523

 

関連記事: 大きすぎる!ラー油ニンニクたっぷりの絶品「蒜泥白肉」【成都】

 

18.粉蒸牛肉(フェン・ヂォン・ニィゥ・ロウ)

IMG_9522

 

17.豆花(ドウ・ホゥア

IMG_9521

 

関連記事:

【楽山大仏】へ行ったら四川人が「必ず食べて」という名物「豆腐脳」

つくり手のぬくもりを感じる田舎料理!白龍村発祥の白龍豆花をたべる

黒豆を入れた無添加豆腐を12個のスパイスで食べる「黒豆花」

成都に来たら絶対行くべき!老舗の豆花専門店No1「小譚豆花」

 

16.蹄花(ティ・ホゥア

IMG_9520

 

関連記事:【成都】コラーゲンたっぷり!スープに浸る豚足「老媽蹄花」

 

15.紅油兎丁(ホン・ヨウ・トゥ・ディン)

IMG_9519

 

関連記事:

ラー油のど迫力!一度食べたら忘れらない四川料理の定番「紅油」味とは

 

14.鐘水餃(ヂョン・シュイ・ジャオ)

IMG_9518

 

関連記事: 今、成都で担担麺を食べるならこの店!永記湯圓面館

 

13.夫妻肺片(フー・チー・フェイ・ピィェン)

IMG_9516

 

関連記事: 【成都】が生んだ名物料理「夫妻肺片」!激辛、内臓好きにオススメ

 

12.水煮肉片(シュイ・ヂュ・ロウ・ピィェン)

IMG_9515

 

11.麻婆豆腐(マー・ポォ・ドウ・フー)

IMG_9512

 

関連記事: 

激辛好き集まれ!四川フェスで食べれる究極の麻婆豆腐4選

一度は行ってみたい!本店「陳麻婆豆腐」100年以上の老舗

食べたことある?魚入り麻婆豆腐!安く美味しい「王鶏婆土鶏館」

麻辣連盟公認!2018年版成都のローカル食堂ベスト5!

 

10.回鍋肉(ホゥイ・グゥオ・ロウ)

IMG_9514

 

関連記事: 

先日亡くなった世界最高齢119歳の付素清さんが毎日食べた料理は回鍋肉

スタバでマフィンよりもお茶屋で回鍋肉チャーハンを食べたい

大きすぎる!自家製豚で作る伝説の料理「連山回鍋肉」

 

9.甜水麺(ティェン・シュイ・ミィェン)

IMG_9509

 

関連記事: 成都の2大「涼粉」名店対決!「洞子口張老二涼粉」VS「洞子口陳氏涼粉」

 

8.冒菜(マオ・ツァイ)

IMG_9508

 

関連記事: 女子に人気!安くてボリュームありピリ辛な四川名物「冒菜」【成都】

 

7.冰粉(ビン・フェン)

辛いものを食べた後におすすめ。ゼリー状の冰粉と氷に黒糖をかけ、上に西瓜やドラゴンフルーツなどの果物、レーズン、ピーナッツ、白胡麻、サンザシなど、たくさんの具材をトッピングした冷たいデザート。

IMG_9507

 

関連記事:「馬旺子·川小館」95年歴史を持つ老舗四川料理店が成都で超人気店に!

 

6.蛋烘糕(ダン・ホン・ガオ)

四川当地のクレープ。クリームやいちごジャムなど、甘い餡以外、四川風の辛い和え物や炒め物、そして肉のでんぶなど、何十種類のフレーバーが選べる。

IMG_9506

 

関連記事:【楽山】で食べる「蛋烘糕」!小さな屋台に人がひっきりなし

 

5.鉢鉢鶏(ボー・ボー・ジー)

IMG_9505

 

関連記事: 

鉢鉢鶏の中のエルメス!?楽山の叶婆婆鉢鉢鶏が成都太古里に出店!

【楽山大仏】名物「鉢鉢鶏」!好きなだけ食べれるピリ辛な串料理

 

4.兎頭(トゥ・トウ)

IMG_9503

 

関連記事: 成都の夜食はこれ!好きなつまみを選びお酒飲む「冷啖杯」とは?

 

3.肥腸粉(フェイ・チャン・フェン)

IMG_9502

 

関連記事: モツがうますぎる!薩摩芋の粉から作る激辛「肥腸粉」【成都】

 

2.串串香(チュァン・チュァン・シャン)

IMG_9500

 

関連記事: 

成都の飲食店に、行列の長さはNO.1と言われる串串香レストラン ー 「冒椒火辣」

【成都】生まれの人気鍋「串串香」!300店舗を束ねる本店で食べる火鍋

 

1.麻辣火鍋(マー・ラー・ホゥォ・グゥォ)

IMG_9498

 

関連記事: 

火鍋は次のブーム!四川フェスで食べらえる三種類の火鍋とは?

譚鴨血老火鍋、100年以上の歴史、鴨血火鍋が成都で復活!

火鍋大爆発!激辛好きにはたまらない行列必須の小龍坎老火鍋へ行こう

 

(photos via @大衆点評)

 

最後に

四川出身の友人に「成都の食べ逃してはいけないもの」について聞いたら、現地の人に一番勧められるのはやはり火鍋と串串香ですね。

 

そして回鍋肉や担々麺など、日本人でも馴染みのある四川料理は、中国でも人気が高いが、成都の作り方や味は日本と結構違うので、成都に行ったらぜひ本場のものを食べてみてください!

 

 

2008年からスタート。13年をかけた四川料理プロジェクトの全貌はこちら!

四川料理プロジェクト

6000人が購読!四川料理を愛する仲間募集!四川料理情報を発信する無料メルマガ

四川料理の仲間を募集

東京麻辣ストーリー~しびれる恋の行方

四川省成都からきた留学生「小桃(シャオタオ)」、麻婆豆腐好きの日本人大学生そう太。シャツにラー油がついた···から始まる四川料理恋愛ストーリー!

東京麻辣ストーリー

麻辣連盟 | 四川料理を愛する仲間たち

麻辣連盟

四川料理を愛し中華料理が大好き!麻辣連盟では普段日本で食べられている四川料理ではなく、本場の料理を皆で食べる食事会を中華料理店とコラボして、全国で開催します。食の好奇心に刺激され、まだ見ぬ大陸の味を日本で食しましょう!参加される方は入党ください!

麻辣連盟についてはこちらから

【出版】四川省・成都を中心にした食べ歩き旅行の決定版

涙を流し口から火をふく、四川料理の旅 (KanKanTrip)
中川 正道 張 勇
書肆侃侃房 (2014-08-25)
売り上げランキング: 30,730

SNSでも発信しています!

おいしい四川公式ページ

最新四川料理はツイッターにて!

取材してきた四川料理画像を公開中

ご案内

人気記事まとめ

  1. 日本炒飯協会がオススメ!横浜で食べてほしいチャーハンベスト5
  2. しびれる麻辣味!重慶研究家がおすすめする重慶小面5選
  3. 四川でよく食べるお馴染みの川魚ベスト10
  4. 麻婆豆腐より滑らかでうまい!脳花(豚の脳みそ)の美味しい食べ方5選
  5. 麻辣ブームの仕掛人が語る!なぜこんなに麻辣が流行っているのか?

おいしい四川運営者について

辛い料理と食べ歩きを愛している方に、日本にはない本場の料理を食べるチャンスを提供する「四川料理の専門家・麻辣連盟総裁」の中川正道です
お気軽に友達申請ください。申請時は一言お願いします! facebookを見る


世界を遊び場に生きる

中川正道
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。