【成都】耗子同張老鴨 | 伝統的な四川ダックを
“樟茶鴨子” ジャンチャーヤーズ
楠の葉とジャスミン茶で燻製する四川ダック
これが四川ダック!中華民国から100年続く「樟茶鴨子」
街の探索は最短距離をいくタクシーより、たくさんの道をゆっくり回るバスの方が、思わぬ発見がありします。何気なくバスの車窓から外を見ていると一際古い通りが。その奥にこの店はありました。
中華民国が設立した1912年、張氏一家は成都の提督街で鴨を売り始めます。店の入り口は狭いが中が広い、まるでネズミの巣のような店だと親しまれ、次第に耗子洞(ネズミの穴)と呼ばれます。張氏の父は自慢の鴨料理に改良を重ね、次第に有名になっていき、店名を「耗子洞張鴨子」と命名。
中華人民共和国の建立後、すべての店、企業は公私共営に。もちろん耗子洞張鴨子も例外でありません。話しを聞いて驚いたのが、経営は今でも国営。当時から変わらず伝統的な製法を守り続けているのです。
この店は本店ではありませんが、50年続く老舗。昼、夜は通常のレストラン。夜10時以降から冷談杯(ランダンベイ)になります。冷談杯とは夜食の一つでたくさんのつまみを用意して、お酒を楽しむこと。成都の夜は長く、終わりがないのです。
食べ方
樟茶鴨子の他いろいろな料理もあり、楽しめます。
注文方法
樟茶鴨子を注文する場合
「樟茶鴨子,一份」 (ジャンチャーヤーズ , イーフェン)
基本情報
価格、おすすめ | 樟茶鴨子 25元/500g |
---|---|
住所 | 四川省成都市锦江区大田坎街14号 |
住所(英語) | sìchuānshěng chéngdūshì jǐnjiāngqū dàtiánkǎnjiē 14 hào |
営業時間 | 9:00 ~ 5:00 22:00から冷談杯 |
環境 | 本店は文殊院、テイクアウトのみ。支店4つ。 |
その他 | 更新:2013年2月 |
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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