四川フェス2024

おいしい四川の運営で大切にしていること

おいしい四川

もっと多くの人に「本当においしい四川料理」を知ってほしい

2002年〜2006年の間、四川省の成都に留学し、現地で働いていました。

その4年間、毎日、四川料理を食べ続けた結果、四川料理の魅力に大きな感動を覚えたのです。

四川を離れ、日本へ帰国後、

◎本当においしい四川料理が食べられない
◎日本では四川の有名家庭料理のみ、認知されている(麻婆豆腐、回鍋肉など)
◎世界中に中華料理の店はあるが、現地で食べたら、味が全然違うということを知ります。

四川で食べられている本当の四川料理はもっとおいしく、種類も豊富。

もっと多くの人に四川料理のことを知ってもらう方法はないか、

そして実際、四川に来て食べてもらうことはできないか?と考えました。

そして見つけた答えは……。

世界で一番わかりやすく整理されている四川料理の専門サイトをつくろう!

10年来の中国人の友人たちに声をかけ、一大プロジェクトがスタート。

構想から、現地での取材、撮影、翻訳、Webサイトの作成、全てが完成するのに4年の歳月が経ちました。

そして、念願であった日本初となる四川専門のガイドブックを完成させることができました。

現地の人も納得する情報を紹介する店は一般的なガイドブックには載っていないローカルな店がほとんどです。

地元の人に愛されている老舗や、こだわり料理を出す人気急上昇中の店など、選りすぐりの店を紹介しています。

とことん食べ歩き、おいしさはお墨付きです。

実際に一軒一軒足を運び、一品一品食すこと

あえて店側には何も告げず、日常的に出される料理をまずはいただき、

本当においしく、感動した料理に出合ったら、改めて店主に取材をお願いする。

取材をする際、大切にしてきたことです。

おいしい四川

この本に掲載している料理写真の大半は、取材を申し込む前に撮らせてもらった写真、

つまり、日常的に出される料理を写したもの。それは取材だからと、丁寧に作られ、

きれいに飾られた料理ではなく、いつもどおり作られた、ありのままの料理の姿を伝えたいという思いからでした。

素香斎

取材は本当に楽しく、たくさんの店主との出会いがありました。

急な取材の申し出に、怪訝そうな面持ちの方もいれば、取材に来てくれてありがとう!

と丁寧に対応してくれる方まで様々。

 

でも本当にありがたいことに、大半の方はとても快く取材に応じてくれました

。「游記肥腸」の店主はおしゃべりが大好きだったり、

「雨田飯店」の店主は、他のお客さんに「この子わざわざ日本から来たのよ」なんて紹介しはじめたり……。

 

また食事の代金を払おうとすると、半分近い店から「お代はいいからさ!」と言われました

中国人の懐の深さや、人情深さに、何度感動したことでしょう。

最後に

このサイトを見ながら、食のガイドブック「  涙を流し口から火をふく、四川料理の旅」を持ちながら、

成都のレストランを回り、辛さにしびれながらも四川料理を心ゆくまで堪能してください。

みなさんの食の好奇心を刺激し、食べ歩きの旅に役に立てば最高です。

 

いつか「世界で一番おいしいのは四川料理である」という声が

あちらこちらから聞こえてくる日を心待ちにしています!

おいしい四川

 

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