目次
“ 麻辣革命ヲオコス ”
*** 結成宣言 ***
2016年11月3日、東京にて全日本麻辣党を結党する(以下、麻辣党と省略)。
2017年1月13日、全日本麻辣党、改め麻辣連盟とする。
戦後まもなく中国からきた料理人が日本に中華料理を普及して70年が経ち、日本中に中華レストランができました。広東料理、東北料理、上海料理、そして四川料理と様々な料理が食べられるようになった反面、今一つの問題に直面しています。その問題とは日本人の中華料理に対する知識の低さ=中華リテラシーの低さです。
多くの日本人は中華と一括りにしますが、中華料理は大きく八大料理に分かれます。その中で特に発展した料理が四川料理、広東料理、江蘇料理、山東料理。例えば、日本人が四川料理とイメージするのは麻婆豆腐、担担麺、回鍋肉などではないでしょうか。しかし、麻婆豆腐発祥の地、四川省成都では麻婆豆腐はごく一般的な家庭料理の一つに過ぎません。
つまり、今、起きている問題とは中国大陸で日常的に食べられている料理と日本の中華料理との乖離です。中華料理が日本に伝わり70年経ち、いつの間にか日本の消費者は自分たちが認識している料理のみ食し、満足し、新しい料理への挑戦を放棄している状態に陥っています。それは逆に言うと日本の食文化に中華料理が根付いている証拠ともいえます。
一方、中華料理を作る料理人は現地へ赴き、新しい中華料理を学ぶ機会が増えています。ここに料理を提供する側と消費者との第二の乖離が起こっています。
我が麻辣連盟はこの現状を改善すべく、第一に中国本土の料理情報を伝える啓蒙活動を行う。第二に料理人と消費者が繋がる場を提供する。
その結果、日本人の中華リテラシーが上がり、中華料理界全体が活気に満ち、新しい可能性が生まれる。その活気は料理の分野に限らず、中国人と日本人の民間レベルのコミュニケーションにも影響を及ぼすと信じています。
この一連の価値観の変革を麻辣革命と定義し、麻辣連盟の意義とします。我が連盟は日本に根付いている中華料理を否定するところではありません。むしろ、日本の中で独自に発展した一つの食文化として尊重します。
*** 綱領 ***
一.我が連盟は政治活動を行う政党ではない。いかなる政治体系であろうと国、政治的な批判は行わない。
二.我が連盟は食文化を尊重し、伝統を重んじ、革新的な文化を許容する先進性を持つ。
三.我が連盟は人との交わりを大切にし、誠実に正しい情報を伝えることをここに誓う。
*** 活動方針 ***
一.四川麻辣協会と連携し、WEBサイトやSNSを使い、現地で愛されている食文化、料理情報を発信していく。
二.現地の料理情報と日本のお店情報をリンクさせ、日本にいながら、本場の料理が食べられる情報環境を整備する。
三.料理人と消費者が繋がる場として定期的にイベント(食事会)を開催する。
四.日本各地に麻辣党支部を作り、小規模から大規模なイベント(食事会)を開催する。年1回フェスを開催する。
全日本麻辣党党首・麻辣連盟総裁 中川正道
*** 麻辣連盟への申込み ***
*** 活動実績まとめ ***
【参加者100名】2016/11/3:赤坂四川飯店にて行った麻辣党結党大会
2014年に11月に赤坂四川飯店にて「涙を流し口から火をふく、四川料理の旅」出版イベントを開催。50人を超える参加者におこしいただきました。
その後、2年たち、徐々に四川料理好きな方が増えていき、この熱い仲間たちともっとつながり、大きな波を作りたいと思い、麻辣党という団体を立ち上げました。11月3日のイベントでは遠くは佐賀から飛行機で、山形からバスで、大阪から、姫路から、そしてイギリスから…と100名の四川料理好きの方たちと出会うことができました。感無量です!
※80cさんにまとめていただきましたので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
※党員の方のBLOGに二次会もまとめていだきました。
【完売600食!】2016/11/5~6:2016大羊フェスタ、初参戦!
中野のセントラルパークにて「麻辣党」という看板で大羊フェスタに参加。
水岡シェフが「中華テロリスト的にヒールな位置づけ」でという戦略をたて、ウイグル風羊ソーセージとトウガラシ山盛りのビジュアル、干鍋の強烈な香り、強風に舞うパクチー。
素晴らしい四川料理を販売した結果、11時半~14時、二時間半で完売する!という偉業を成し遂げました。すごすぎです!回転率が半端なく早く、3人で回したら、あれよあれという間に売り切れました。
ビル風の強風で火がつかないトラブルが発生し、これ開催できるのかと危ぶまれましたが、無事に羊フェスタ終了。運営の皆さまお疲れ様でした。
次は2017年4月の四川フェス!麻辣革命の日に!
四川フェス2017・来場者2万人・掲載メディア40社以上
四川フェス2018・来場者6.5万人以上・掲載メディア100社以上