目次
各地方都市にはそれぞれ特色ある料理があり、文化があります。
四川料理は成都、重慶を含めた各地方都市の特色ある料理が組み合わさったもの。
以下、成都郊外のおすすめ料理をまとめました。
【華陽】新鮮すぎ!地鶏は注文後しめる、里芋入り鶏鍋
“芋儿焼鶏” (yùér shāojī)
里芋と地鶏を煮込んだ鍋料理。味は麻辣。肉は柔らかくとても新鮮、里芋もつるっとしていて味がよく染みこむ。
【洛帯】客家が生んだ名物四川料理
明朝末期に戦乱を逃れて客家達は四川へやって来ました。
彼らは四川の生活にも慣れ、だんだん飲食、文化、習慣も変わり独自の発展をとげます。
結果、洛帯はオリジナルな名物料理がたくさん生まれました。
泣くほど傷つく味!客家が生んだ超激辛の小吃
“傷心凉粉” (shāngxīn liángfěn)
原料はエンドウ豆。調味料を十数個混ぜ合わせて作る四川客家料理名物。
口当たりよくつるっと食べれますが、とんでもなく辛い料理。
“油燙鵝” (yóu tàng é)
かなり複雑な工程ですが、簡単に書くとガチョウを薫製にした後、
漢方入り醤油ダレで煮込み、その後熱した油で油通しを行う料理。
薫製の香りが素晴らしく、味は少し甘い感じ。
食感は弾力があり、完璧。この辺一帯の有名な名物料理。
ここでした食べれない!独自の燻製レシピ「洛帯鴨」
“洛帯鴨” (luò dài yā)
油燙鵝と似たような料理。薫製の香りが素晴らしく、食感も弾力があってよい。
お酒のつまみに最適。
【龍泉】地元の人にきいたおすすめ、山芋と漢方蒸し鶏料理「手撕鶏」
“手撕鶏” (shǒu sī jī)
三黄鶏を使用。購入時に手で(ビニール袋のをして)一口サイズに引き裂してくれることから手撕鶏という。
漢方独特の香り、食感もよくあっさりとしたさわやかな味。
※三黄鶏(sān huáng jī)とは「羽、爪、くちばし」が黄色の地鶏。
【広漢連山鎮】20cmある巨大回鍋肉をたべる
回鍋肉の起源は民間の祭祀から来ています。
火を通した豚肉を鬼神、祖先に捧げ、その後、捧げた肉を鍋に入れ炒めて調理する。
それをみんなで食べたのが起源といわれています。
【温江】東坡肉を作った蘇東坡は四川出身!絶品の東坡肘子を食べる
“東坡肘子” (dōngpō zhǒuzi)
日本でもなじみのあるトンポーロー。中国語で「東坡肉」、もともとは浙江省の料理。
ここ四川では進化し「東坡肘子」となっています。
外はカリ、中はとろっとし、甘辛いソースに覆われた逸品。
想像を絶する肘肉の滑らかさに甘辛いソースがよく合う名品。
“干煸肘子” (gānbiān zhǒuzi)
インゲンを干煸で炒め肘肉とからめる料理。味は麻辣。
肘肉の表面はカリ、中はトロとしていてパンチのある味付けによく合い美味しい。
“舒肘子” (shū zhǒu zi)
豚の肘肉をとろとろになるまで煮込み、春菊を添えて食べる。
スープには漢方で使われるカルダモンの実が入っていいます、この豆のような実も食べれます
。味はあっさりしているのでタレにつけて食べます。
口の中で肘肉が溶ける、そんな味わいです。
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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