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2018年、今年もありがとうございました!
日本へ戻ってきて、早1年半。2018年は久しぶりに日本の生活を満喫した一年になりました。
2017年末に麻辣連盟が日経MJさんから取材を受け、2018年の1月にマー活という言葉ができました。その後、日本テレビ「スッキリ」の取り上げられの皮切りに、TBS「サタデープラス」、CBCテレビ「花咲かタイムズ」、NHK「ひるまえほっと」、テレビ東京「よじごじdays」などに出演。
多くのメディアで花椒を使った「しびれ料理」が取り上げられました。そして、2018年夏に多くの商品が発売されました。2018年冬はしびれ鍋がトレンドに。
日経トレンド30にも花椒が27位でランクイン。極めつけはぐるなび総研が行っている「今年の一皿」にしびれ料理が準グランプリとして選出されたこと。
これまで行ってきた地道な四川料理の活動が一気に花咲いた感じです。
原点は現地の四川料理
2018年は日本ベースの生活になりましたが、ほぼ毎日、四川料理を食べています。四川料理屋へ食べに行くことも多いのですが、ぼくの趣味の一つは四川料理を作ること。中川家の夕飯は基本的に「家庭四川料理」を食べます。
そんな生活の中心にいる四川料理ですが、2018年この四川料理はやっぱり最高においしいかった!料理をまとめてみました。
ぼくの四川料理の原点は四川省の本場の四川料理。なので、お店は現地のお店になります。
5.太安魚(四川省成都)
重慶市潼南区太安の名物料理。実際に太安までいけば、もっとおいしいかもしれませんが、こちらのお店も十分すぎるほどおいしい!!
まるで人民食堂を連想させるぐらいの大きさの食堂。四川ガイドのカカさんが子供頃から通っている老舗。
生きた川魚を選び、その場で〆て食べるので新鮮。衣つけて素揚げし、その魚に麻辣の味をしっかりとつけて食べる料理。重慶の江湖菜の一つ。
Y太安鱼府
成都市成华区双庆路与槐树店路交叉口
4.内江牛肉面(四川省内江市)
以前、何かの本でみた「内江牛肉面」の存在。知り合いの四川人に聴くと特に誰も何も知らず、百度や百度知道で情報をキャッチし、2店舗ほど回ってみました。
最近の成都では太麺など変わった麺が流行っているようですが、こちらの麺は細麺。ラー油とニンニクをどかっといれて、シンプルに作る牛肉面。
トロトロに煮込んだ牛肉と細い麺の相性は抜群。家の近くにあれば、毎日いってしまうであろう麵屋ですね。おすすめです!
寡妇面
四川省内江市市中区民族路137号
3.鹵鵝(重慶市荣昌区)
こちらは荣昌名物のガチョウ。ガチョウを鹵(ルー)してさらに激辛タレにつけて食べる掛け算的な料理。
もう永遠と食べ続けることができるのではないか?という食べるループに陥る料理です。
こちらのお店は持ち帰りのみ。四川の特に田舎のお店であれば持ち込みOKなので、一匹かって、別のお店でゆっくりと食べるのがおすすめです。
2.酸菜魚(重慶江津区)
こちら日本でも比較的ポピュラーな料理でもある「酸菜魚」。
これまで食べてきた数々の酸菜魚がかすんでしまうくらいおいしい酸菜魚です。
味の秘訣は自家製の酸菜、注文して〆る新鮮な魚、自家製泡椒。とにかくずば抜けておいしい料理でした。
特に特徴的なのが香り。自家製泡椒を油でいためて香を出すため、何とも言えない煳辣(焦げた香)が食欲をそそります。
重慶人のブログを読むとこちらのお店が「酸菜魚」の発祥のお店とか。真偽のほどが定かではないですが、このおいしさであれば、納得です。まず誰もいかないであろう、隠れた名店です。
邹记酸菜鱼
重庆江津区双福办事处双福工业园区2幢1号
1.新概念来凰魚(重慶璧山区)
とりあえず見てみてください。この大きさを。これが来鳳魚です。
こちらは重慶郊外の璧山区にあるお店です。重慶市内から車で1時間以上かかるので、なかなかいけないのですが、この料理を食べにタクシー(didi)をチャーターして食べに行く価値ありです。
これが重慶名物の豪快な江湖菜。味も大きさも途方もない豪快さで四川料理の力強さを感じる一品。
そして、璧山のもう一つの名物でもある璧山兎も同じ味つけで魚を兎に変えた一品(一瞬にして兎を捌きます)。
新概念来凰魚
重庆市璧山区金剑路494号附34号
まとめ
2018年で体験した料理の中で特にまた食べたいのが、この5つの料理でした。どれも日本にはなく、現地にある料理。それも田舎料理。そう、中国の田舎料理ってとんでもないくらいおいしいんですよね。
今年は蘭州ラーメン、沙县小吃など続々と現地系の料理がきていますが、なんというか、これらの料理は中国のどの街にもある料理。
ぼくが食べ続けて、探し出したいのは、この街でしか食べれない名物料理たち。その料理は味も抜群なのは言うまでもないですが、その場所、その土地の雰囲気で食べてこそ、本当の美味。
食べ歩きにいくのと、その道程も料理のおいしさにつながります。例えばバスで2時間ゆられながれ次の料理を待ちわびる。待てば待つほど、お店に近づけば近づくほど、食の好奇心は刺激され、よりおいしく食せます。
なので、地方都市の料理はやたらおいしいく感じます。
今後もそんな料理を食べに四川省へ行く!
そんな料理を自分で作る!
イベントや四川フェス2019年でそんな料理を食べれる、体験できるようにしたい!
そして、みなさんにシェアしていきたいと思います。
今年もありがとうございました!よいお年を!
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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