明けましておめでとうございます!2017年も終わり、新しく2018年が始まりましたね!
さて、2017年12月25日、成都市の繁華街「春熙路」にあるイトーヨーカ堂店の5階にて「拉面竞技馆」(ラーメン競技館)なるものがオープンしました。
日本から出店しているの人気ラーメン屋7店舗
1.【東京】四川担担麺 阿吽 浅草店…担々麺
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13178031/
2.【東京】麺屋武一…濃厚鶏そば
http://noukou-torisoba.com/
3.【北海道】元祖海老そば 縁や…えびそば
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010302/1047141/
4.【北海道】味噌膳?
5.【京都】宇野麺屋?
6.【兵庫】虎金屋?
7.【福岡】真?
注目は本場四川に逆輸入で出店している四川担担麺 阿吽
メニューを見てみると以下のように日本並みの価格。
- 麻辣黑芝麻酱拉面(麻辣黒ゴマラーメン) 45元(約780円)
- 麻辣白芝麻酱拉面(麻辣白ゴマラーメン) 45元(約780円)
- 麻辣黑芝麻干拌面(麻辣黒ゴマ汁なし麺) 42元(約720円)
- 麻辣白芝麻干拌面(麻辣白ゴマ汁なし麺)42元(約720円)
担担麺という文言は伏せて「麻辣黒ゴマ」という味で表現しているところに
・本場四川の担担麺へのリスペクトと
・受け入れてもらう!という心意気を感じます。
成都在住のガイド・カカさんが早速食べに行ったらしく、感想をきいてみました。
おいしかったですよ、他の中国人も食べていました。ただ価格がけっこう高いですよね。
という感想でした。
まとめ
ぼくがいた15年前には日本料理は数えるほどしかなく、どこもいまいち…という感じでしたが、今の成都は違います。
日本人シェフが料理を作り、監修するのは当たり前。お金を出せば、日本で食べる和食と遜色ない料理も食べれます。伊勢丹では「さぼてん」も人気ですしね。※もちろん怪しいお店も多いですが…
これから日本のラーメン文化、麺文化が徐々に四川にも受け入れられ、イトーヨーカ堂店の5階に新しくできた「拉面竞技馆」でさらにラーメン文化が定着するかもしれません。
ただし、忘れてはいけないのは成都で麺を一杯たべると大体7元~10元(120円~170円)で食べられるということ。そして、その麺が日本の麺とは違うベクトルで超おいしいという事実。
麺を愛するぼくとしてはどちらの麺も切磋琢磨して、良い感じの食文化として、広まったらいいなと思います。
それでは、本年もおいしい四川料理情報を独自の視点で発信していきますので、どうぞ、よろしくお願いします!
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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