激辛冷菜と鶏雑炊！地元の人しか知らない鶏料理「宋鶏片」

【成都】宋鶏片 | 顧客の満足、それが一番

 

“凉拌鶏片” (liángbàn jīpiàn)
醤油漬け(漢方入り)した鶏をスライスし、麻辣味に調味した冷菜。鶏の弾力、味付けはパーフェクト。食べれば食べるほど辛くなる。

“凉拌鶏雑” (liáng bànjīzá)
こちらも同じで鶏の内臓を麻辣味に調味した冷菜。こりこりとした食感が楽しめる。

“鶏湯飯” (jī tāng fàn)
鶏ガラスープとご飯を煮込んだ雑炊のようなもの。あっさりした味が特徴。

激辛冷菜と鶏雑炊！地元の人しか知らない鶏料理

街を散歩している思わぬ発見があったりします。この店もたまたま歩いていて見つけました。看板を見てみると四川名小吃に認定されているお店。

店がとても小さくため、テーブルは店の外の路上の脇に配置。オフィス勤めの人も、政府高官もみんな路上の小さなテーブルに座り、低い椅子に腰かけ食べていました。どこか懐かしい光景です。

ここの鶏の冷菜、店の名前になっている「宋鶏片(sòng jī piàn)」は鶏のスライスのことです。お店はオープンして10数年、鶏の冷菜という料理を極めてきました。

鶏スライスはしっかり下ごしらえしてあり、味付けしていなくても美味しく香り高い味わい。そこに典型的な四川の麻辣の味付けを加えると、汗が噴き出るほどの辛さなのに、 嫌な辛さでなくついついたくさん食べてしまします。

鶏の内臓も美味しい！鶏モツはコリコリし、臭みは全くありません。砂肝は食感がよく、辛みによく合います。 鶏レバーは柔らかくコクがあり絶品です。

夏の暑い日はこんな辛い冷菜たちを食べ、たくさん汗をかいてすっきり。最後のシメは熱々の鶏ガラスープの雑炊でまた汗をかく。これぞ成都流の楽しみ方！

食べ方

冷菜しかありません。最初に冷菜でビールを飲む。最後のお楽しみは鶏湯飯。

注文方法

先に注文し、あとからお金を払います。
鶏スライス、鶏内臓は一皿一人前は大体20元です。

鶏スライス、鶏内臓を一人前注文する場合
「鸡片，20块」   (jī piàn , 20 kuài)
「鸡杂，20块」   (īzá , 20 kuài)

鶏湯飯は一人前（一两）、二人前（二两）です。

鶏湯飯を二人前注文する場合
「鸡汤饭，二两」   (jītāng fàn , èr liǎng)

基本情報