175°DENO担担麺
About me
中川正道。四川省公認の四川料理の専門家、麻辣連盟総裁、時色株式会社代表兼デザイナー。2002~2006年まで四川省に滞在、四川料理に魅了される。2012年に単身、四川省へ行き、四川の仲間たちと200店舗の四川料理店を食べ歩き「おいしい四川」サイトをリリース。2014年夏に日本初!四川料理食べ歩きガイドブック「涙を流して口から火をふく、四川料理の旅」を出版。2日間で10万人を動員した四川フェス主催。 これまでの活動が実を結び、2018年のマー活、花椒が話題になる。2019年の麻辣ブームの火付け役。


 

北海道の札幌で大繁盛している担担麺屋さんをご存知でしょうか?

 

食通の方は知っていらっしゃるかもしれませんが、

そのお店の名は「175°DENO担担麺」。

 

札幌を中心に3店舗をかまえ、

四川省の花椒を使った本格的な担担麺を提供する担担麺専門店です。

 

 

立ち上げたのはお店の名前にもなっている出野光浩さん。
出野さんとは2015年にfacebookで「本を買いました!これから成都へ行ってきます!」と
初めてメッセージをいただきました。

 

今回はそんなご縁もあり、北海道でも担担麺ブームが来るかもしれない?
そのブームの中心になっている「175°DENO担担麺」の魅力を出野さんに語っていただきました。

 

きっかけは23歳の時に食べた担担麺の味

 

17歳の時に飲食業界に初めて足を踏み入れ、

独立する29歳までに20店舗以上の繁盛店を経験。

 

23歳の時に東京の飲食店ベンチャー企業での配属先が

中華料理店になり、そこで初めて担担麺を食べ感動しました。

 

辛いもの、痺れるものが苦手だった私が、

中国人料理長が作る自家製ラー油のただ辛いだけじゃない旨味に惹かれ

このラー油をメインに使った小さな専門店で独立したい!

と強く思ったことがきっかけです。

 

その後、担担麺を究極までこだわったお店を開業するために、

様々な繁盛店の門を叩き、29歳の時に独立開業。

 

花椒農家から直接仕入れる高品質の花椒にこだわる

当店が究極までこだわるプロダクトアウトな商品であるがゆえ、

日本で仕入れられる香辛料には限界がありました。

 

日本で流通している花椒は成都の市場では中ランクの位置付けです。

 

その後より品質の良い花 椒を求め生産地をめぐり、

生産者さんから直接仕入れることで

流通リスクのない純粋な花椒を手に入れることができ、

日本のお客様に楽しんでもらえるようになりました。

 

飛びぬけておいしい味をどう広げるか

 

看板料理1品で勝負するお店で最も重要度の高いのは、

味が「飛び抜けて美味しい」ことです。

 

ただ、その飛び抜けて美味しい『味』をどう広げるかは、

サービス(人)、クレンリネス、value、エンターテイメント性、デザイン、立地

などの項目です。

 

その中でも最も重要視しているのが『味』と『人』の部分

『店員とお客様』という関係をいかにして

『人と人』との関係に繋げるかを重要視しております。

 

175°担担麺を開業して本当によかった!と感じる瞬間

 

175°DENO~担担麺~

いつも来店される常連さんを含め、行列ができ、

並んでお待ちいただいて食べていただいている

そんなシーンを見るたびに、鳥肌がたちます。

 

175°を開業して本当によかったな、より美味しい担担麺を作ろう

 

と感じるとともに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

またスタッフや常連さんが新規のお客様に

175°担担麺愛の魅力を説明してくれている場面に出くわすことも多く、

担担麺という一つの商品を中心に、その地域や人が元気になっている事に大変幸せを感じます。

 

『しびれ』の魅力とは?

 

実は私自身、最初は花椒が苦手でした。

なので無理に取る必要はないと思います。

 

ただ人間の舌は成長するので、その成長に合わせて少しずつ増やしていくと、

花椒の『しびれ』の無限の魅力に虜になるはずです。

 

花椒はミカン科の植物で、高級な漢方として使用されていることから

消化器官の改善や美容の効果まで、健康によいとされています。

 

現在は効能が知られ始め、

世界的ニーズも高まり花椒の価格も高まっている

と生産者から聞いております。

 

出野さんにとって、四川料理とは何でしょうか?

 

『無限の魅力を持つ原石』です。

 

四川から日本に広まることで、

175°担担麺と同じく幸せになる人が増えるはずです。

 

175°は 使命感を持ち、175°のエッセンスを加え広めていきます。

 

アメリカ、台湾にも出店するとのことですが、今後の展開を教えてください。

 

2050年に世界3500店舗出店することを目標にしております。

 

ただ店舗数を増やすのではなく、一店舗一店舗満席で

地域に愛されるお店をつくる為に会社としての土台を作っていきます。

 

読者へのメッセージ

 

まだまだ経営者としても料理人としても未熟で、

四川料理に対する知識もまだまだですが、

 

担担麺づくりに対する気持ちには誰にも負けないと自負しております。

 

ぜひ一度175°DENO担担麺に来店して175°体験いただきたい。

 

そして、共鳴していただける方との輪を

『おいしい四川』を通して広げていきたいと思っています。

 

お会いする機会がありましたらぜひご挨拶させてください!

 

175°DENO担担麺 お店情報

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WEBサイト:http://www.175.co.jp/

facebook:https://www.facebook.com/denotantanmen

 

175°DENO担担麺(本店)
住所 〒060-0061 北海道 札幌市中央区南1条西6丁目20 KYビル1F
営業時間 月-金:11:30~15:00、17:30~21:00

土:11:30~15:30

電話番号 011-777-1177
175°DENO担担麺(駅前通店)
住所 〒060-0002 北海道 札幌市中央区 北2条西3丁目1-12 敷島ビル B1F
営業時間 月-金:11:30~15:00、17:30~21:00

土:11:30~15:30

電話番号 011-211-4157
175°DENO担担麺(札幌北口店)
住所 〒060-0007 北海道 札幌市北区 北7条西4丁目1-1 東カン札幌ビル1F
営業時間 火-土:10:30~22:00

日・祝:10:30~16:00

電話番号 011-769-0334

 

最後に

 

アメリカ、台湾などの海外進出、2050年に世界3500店舗出店…

 

素晴らしく大きな目標です!

こういう大きな目標を聞くとワクワクしてきて、応援したくなります。

 

一体どうやってこの目標を達成していくのか、

おいしい四川でも「175°DENO担担麺」を追いかけていく予定です。

 

 

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中川正道
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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