知り合いの方から、以下の質問をいただきました。
質問
四川名菜のひとつに干焼岩鯉というのがあり、
今では幻の名菜というのを周りから聞きました。
今では四川省のレストランでは出してないのでしょうか?
そもそも岩鯉自体が採れなくなったと聞きましたけど、どうなんでしょうか?
回答
「干烧岩鯉という料理食べたことある?」と
おいしい四川の成都メンバーに聞いてみました。
聞いたことないです…
食べたことないです…
中川さん、岩鯉、この前一緒に食べましたよ!!
と、いろいろなコメントをもらいました。
岩鯉は一斤約330元(約5000円)する高級魚。
こちらは撮影した岩鯉です。
おいしい四川の成都メンバーは張勇以外は20代なので、
まだ食べたことない…というのもうなずけます。
5月に宜賓料理をメインに出し、高級魚をウリにしている
お店を取材した際、この岩鯉を使った料理を試食しました。
料理名はシンプルな味つけの「濃湯岩鯉(ノンタンイェンリー)」。
残念ながら「干烧(ガンシャオ)」ではありませんでした。
干烧については、80cさんのサイトに詳しく説明がありますので、以下ページを参照。
http://80c.jp/culture/20121017-108.html
まとめ
結論として、
「干烧岩鯉」という料理は高級料理店にいけば食べられる
です。
もしメニューに「干烧岩鯉」ない場合、「干烧で調理してほしい」と言えば、
中国のレストランであれば、臨機応変に対応するので、食べられるはずです。
※一皿、500元はする高級料理。
なお、「岩鯉」を使った料理は、
新しく作っている【四川料理の達人TV】にて、
動画とあわせて詳しくは解説していく予定です。
今、しばらくお待ちください!
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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