【成都】打牙祭 | 懐かしい場所でおいしい料理を
“青花椒鱼片” チンホアジャオユィーピエン
花鯰魚（ナマズの一種）をで激辛に煮た料理。大量の唐辛子、花椒等が入っている。
“干鍋魚排” ガングォユィーパイ
白身を片栗粉で揚げ、ピリ辛で炒める料理。
山ほどの四川唐辛子！本の表紙を飾った四川料理店「打牙祭」
肉を食べる機会が少なかった何百年も昔、四川では毎月２回、肉を食べることを「打牙祭」と言いい、ありがたく味わうという風習がありました。時代は移り、中華人民共和国が建国された当初、人々は貧しく食事は配給制。そんな厳しい時代の中、たまに食べる肉はみんなの楽しみであり、ご馳走でした。
生活水準は向上し、毎日好きなものを食べることができるようになった反面、最近では昔の生活を懐かしく思う人がちらほら。日本人の昭和的なよさを懐かしく思う感覚に近いかもしれません。
今の中国の飲食店の内装は豪華絢爛で現代的。人々が求めているのはたまの肉料理を楽しみにしていたあの時の感覚。店主、張さんはそんな時代の動きを機敏に読み、内装を当時の食堂のようにします。ビールを飲むグラスも陶磁器のお椀で。そして、ボリューム満点の大きな魚料理。この一品でどれだけの調味料を使っているのか。
みなでテーブルを囲み、昔に戻ったような感覚で料理を楽しむ。開店して2年、現代版の打牙祭を求めて多くの人がやってくるのです。
食べ方
魚は2kg以上で料理は青花椒魚片、干鍋魚排，魚頭湯の中から二つ選択。
注文方法
おすすめは青花椒魚片、干鍋魚排。二つで3人～4人分の料理です。
「青花椒鱼片，和，干锅鱼排」(チンホアジャオユィーピエン ハー ガングォユィーパイ)
基本情報
| 価格、おすすめ | 花鯰魚26元/500g、魚は2kg以上から。 おすすめ：青花椒魚片、干鍋魚排 |
|---|---|
| 住所 | 四川省成都成华区文德路143号 |
| 住所(英語) | sìchuānshěng chéngdū chénghuáqū wéndé lù 143 hào |
| 営業時間 | 12:00 ～ 14:00、17:00 ～ 21:00 |
| 環境 | 本店。支店１あり（石人北路106号） |
| その他 | 更新：2013年2月 |
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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