忘れらない懐かしい味
“棒棒鶏” (bàng bàng jī) 辛 辛
火を通した鶏肉を一口サイズに切り、大量のラー油をベースにし、各調味料で味付けをする冷菜。麻辣味。鶏肉はしっかり下ごしらえしてあるので、口当たりもよく弾力ありとても美味しいです。日本の棒棒鶏と全く別ものです。
伝統レシピで作る「老胡記棒棒鶏」
成都で創業して30年。 最初は「鹵菜」のお店としてスタートしました。おいしさの決め手は、 煮るときのタレ「鹵水」にありました。
このタレで煮込む具材、本当にいろいろあるのですが、基本的なものは、 砂肝、手羽先、スペアリブ、豚肉、豚のしっぽ、豚の耳、内臓系、豆腐、卵など。このお店では長い年月、 タレを継ぎ足しながら煮込んできました。そのおかげで、うまみがタレに蓄積され、圧倒的においしいタレができあがってきたというわけなのです。
このタレで、鶏肉を煮込んだもの、それがこのお店の看板名にもなっている棒棒鶏。 味がたっぷり染み込んだやわらかくて、それでいて食感がきちんとある鶏肉は、最後の仕上げに、鶏ガラスープと 特製ラー油をかけてくれます。口いっぱいに広がる唐辛子の香りと、舌がピリピリとしびれるこの感じ、 本場の味はやっぱり一段も二段も上手だなと感心してしまいます。
他にもう一店「廖記棒棒鶏」(liàojì bàngbàngjī)という有名なお店にも行ってみましたが、最終的には、このお店をチョイスしました。 それは、棒棒鶏をつけていただく特製ラー油の香りの豊かさかが勝っていたから。
チェーン展開していますが、おいしさは健在です。
食べ方
テイクアウト専門店。器に移しそのまま食べれます。
注文方法
一人前、大体20元の値段です。
棒棒鶏を20元分、購入する場合
「棒棒鸡,20元」 (bàng bàng jī , 2O yuán)
基本情報
価格、おすすめ | 500g、48元。おすすめ:棒棒鶏。 |
---|---|
住所 | 四川省成都市锦江区二环路东五段1号 |
住所(英語) | sìchuānshěng chéngdūshì jǐnjiāngqū èrhuánlù dōngwǔduàn 1 hào |
営業時間 | 9:00 ~ 19:00 |
環境 | テイクアウトのみ。 |
その他 | 更新:2013/02/01 |
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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