安岳
About me
中川正道。四川省公認の四川料理の専門家、麻辣連盟総裁、時色株式会社代表。2002~2006年まで四川省に滞在、四川料理に魅了される。2012年に単身、四川省へ行き、四川の仲間たちと200店舗の四川料理店を食べ歩き「おいしい四川」サイトをリリース。2014年夏に日本初!四川料理食べ歩きガイドブック「涙を流して口から火をふく、四川料理の旅」を出版。2日間で6.5万人を動員した四川フェス主催。得意技は四川料理、デザイン、巻き込み力。


 

前回の記事の続きです。

最高の地方四川料理の旅!安岳県で食べるウサギと美味砂鍋

安岳県の小吃を食べたのちに向かったのは大きな道路沿いにある菲美斯酒店という大きなホテル。

安岳県の友人によると、こちらのホテルではレモンを使った料理が楽しめる!ということで、行ってみました。

 

IMG_9273

安岳県

 

中国に流通している80%のレモンは安岳県産

話によると中国に流通している80%のレモンを安岳県では生産しているとのこと。そのためは街のいたるところにレモンの化粧品、レモン商品の広告があります。

 

最近では安岳県=檸都という別名をつけて街おこしをしているようですね。そんなレモンをふんだんに使った新しい料理が菲美斯酒店ではいただけます。

 

まずはレモン酒で乾杯!レモンを使った料理。

IMG_9277

 

白酒にレモン入れたレモン酒をまずはいただきました。白酒は五粮液とのこと。食前酒のもってこい、少し砂糖をいれて甘くしている味です。後味に来るレモンの苦味。レモンの香りが強いので、白酒が苦手なカカさんも珍しく飲んでいました。

 

つい20分前に兎を丸一匹と砂鍋4つを平らげたばかり。。。店員さんのおすすめを4つほど注文して味見してみました。

 

IMG_9281

 

一つ目の料理は檸檬双椒兎。生の赤トウガラシ、青トウガラシに身が引き締まった兎を賽の目に(丁)に切った冷菜。甘酢ぱく、ほのかにレモンの風味があります。

 

IMG_9292

檸檬泡菜。檸檬を一緒にいれた白菜の漬物です。漬けてあるので、レモンの酸味は抜けていて、そのまま食べれます。白菜に移ったレモンの香り。この料理が一番レモンっぽい風味がありました。

 

これらの料理は新派川菜であり、新しい四川料理です。安岳県の気候を活かしたレモンを四川料理にアレンジ。今後、街おこし的な料理を狙っているようですね。

 

新しい四川料理の試み、おいしい四川ではこういう料理たちも応援していきたいと考えています。

 

安岳県の伝統料理をたべる

安岳県の名物の一つ「米巻(ミージュエン)」。米粉で作った広東料理の腸粉に煮た麺のようなもの。刻んだ唐辛子と薬味をいれ、ラー油と醤油、酢、にんにくで味つけをした郷土料理。

 

IMG_9287

 

この料理に関して、銀座・趙楊の趙楊シェフからこんなコメントがきました。

 

要約すると

趙楊シェフの生まれは安岳県。毎回、成都に帰ると安岳県の友人から幼い頃食べていた米巻を買ってもらってくる。7歳まで安岳県で育った趙楊シェフ。小さなころに米巻は大好物だったみたいです。

 

ぼくの場合、幼いころに味わった味は今でも覚えていて、自分の好きな味のベースになっています。故郷の味と家庭の味が世界で一番おいしい、その次に好きなのが四川料理。

 

IMG_9296

 

そして、もう一つの安岳県の名物料理がこちら。安岳酥肉(アンユェスーロウ)。ヒレ肉など油で揚げた料理を酥肉というのですが、安岳酥肉はほかの酥肉と違います。

 

まず衣の中に生のピーナッツがざっくりと入っています。さらに、肉は脂身。かりっと揚げた酥肉を一口かじってみると、生のピーナッツの柔らかい食感と素朴な衣の味がします。

 

メイン料理ではない、メインの前の前あたりに食べたい料理でした。成都生まれのカカさんはこの安岳酥肉にかなり感動していて、こんなの食べたことがない!とやや興奮。

 

食後の観光へ

お腹もいっぱいだったので、市内から数十分の距離にある観光地へも行ってみました。

大足石刻は仏教石窟として、世界遺産に登録されていますがこちらの石刻もなかなかの見どころがあります。

 

IMG_9307

 

安岳石刻につてはこちらを参照 by 中国ゴールデン旅

 

安岳石刻は、山西省の雲岡石刻、河南省の龍門石刻、世界遺産である重慶市の大足石刻にも劣らないほどの迫力を持ち、漢詩の「南朝四百八十寺、多少楼台煙雨中」という中国では有名な歌にも詠まれたほどです。
石刻はそれぞれ滑らかな曲線で表現され、仏像や石刻に表された人々の表情はとても穏やかで見る者の心を和ませます。
1400年の歴史を誇る安岳石刻は雲岡石刻と龍門石刻の風潮をを継承し、大足石刻へ伝承した重要な役割を果たしたと言われています。

http://www.g-tabi.com/guide/sichuan/anyue.php

 

IMG_9310

 

IMG_9314

入ってからすぐにたくさんの石刻があります。なかなかの迫力。

IMG_9327

大きな石刻は無傷の者も多く、状態も良好でした。

 

IMG_9330

IMG_9333

 

IMG_9319

IMG_9337

ただし、上に上がる連れて、仏像の頭が盗まれているも多く、こちらの石刻ではすべての頭がありませんでした…

カカさんに話きくと、これは文革後に仏像の頭は商品価値があるとされ、高値で売買された。その時に盗まれたとか…

IMG_9335

 

まとめ

全く予備知識なく行った安岳県。半日ほど滞在し、ざっと街を見て回りましたが、ゆっくりと探せば魅力と見どころはまだまだたくさんあります。

 

 

街場の食べ歩きも楽しいですが、ホテルのいい環境でゆっくりと質の高い郷土料理を食べるというのも面白い経験です。

 

今回はお腹の満腹具合から、坛子肉(壺に入った豚肉煮込み料理)をパスしたので、次回、ツアーの時は思いっきりおすすめ料理を注文して、皆で円卓を囲み食べまくる予定です!

 

成都から重慶までの地方料理の旅、次は重慶市に属する璧山区へ。璧山の名物は璧山兎と来鳳魚、一体どういう料理かは次の記事で解説します。乞うご期待!

 

 

【入場無料】四川フェス2019 4.20~21

累計来場者数10万人以上、消費者主導で行う世界最大の四川料理の祭典「四川フェス」を新宿中央公園にて開催決定。日本にいる四川料理シェフ、日本在住の四川料理シェフ、四川省からの有名シェフが集まる四川料理ドリームチームをつくり、最高においしい四川料理でしびれる麻辣革命をおこしましょう!

四川フェス2019

第四弾・麻辣を極める四川省と重慶を食べつくす旅

今回の食べ歩きツアーは重慶市内はもちろんのこと、重慶の東の地区を回ります。例えば重慶大足、璧山、江津、郵亭、荣昌といったエリアです。断言できるのは「こんな地方都市行く人はまずいない」ということ。

そんなドローカルな場所へ大型バスを乗りつけ、1日6食ほど食べ、白酒で祝杯をあげて、楽しむツアーです!詳しくはこちらから!

四川料理超食べ歩きツアー

四川料理情報を発信する無料メルマガ

四川料理の仲間を募集

来場者6.5万人以上!中華一番!極、鈴木亜美さんと激辛コラボ

四川料理フェス

来場者2万人以上!日本初の四川料理の祭典、四川フェス2017

四川料理フェス

麻辣連盟 | 四川料理を愛する仲間たち

四川料理を愛し中華料理が大好き!麻辣党では普段日本で食べられている四川料理ではなく、本場の料理を皆で食べる食事会を中華料理店とコラボして、全国で開催します。食の好奇心に刺激され、まだ見ぬ大陸の味を日本で食しましょう!参加される方は入党ください!

麻辣連盟についてはこちらから

【出版】四川省・成都を中心にした食べ歩き旅行の決定版

SNSでも発信しています!

おいしい四川公式ページ

最新四川料理場はツイッターにて!

取材してきた四川料理画像を公開中

ご案内

人気記事まとめ

  1. 日本炒飯協会がオススメ!横浜で食べてほしいチャーハンベスト5
  2. 花椒でしびれまくるマー活!パクチーを超える次のブームへ
  3. 成都旅行が初めての方!絶対食べるべき5つの四川料理
  4. 一度は行ってみたい!本店「陳麻婆豆腐」100年以上の老舗
  5. 担担麺だけじゃない!世代を超えて愛される四川の麺40選

おいしい四川運営者について

辛い料理と食べ歩きを愛している方に、日本にはない本場の料理を食べるチャンスを提供する「四川料理の専門家・麻辣連盟総裁」の中川正道です
お気軽に友達申請ください。申請時は一言お願いします! facebookを見る


自分の人生を生きる、ワクワクする仕事を

中川正道、1978年島根県生まれ。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
民間主導、世界最大の四川料理の祭典「四川フェス」を主催。二日間で6.5万人を動員。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。三国志、水滸伝などの歴史小説好き。熱いアニメ「宇宙兄弟」が大好き。 https://masamichi-design.com/