目次
日本で愛されている中華料理
日本式の中華。八宝菜にチャーハン、五目ラーメン、かた焼きそば、酢豚、ラーメン…いわゆる町中華といわれるジャンル。
ルーツは福建省、広東省…など諸説ありますが、ざっくりいうと沿岸沿いの料理。70年前に華僑のみなさんたちがやってきて、中華食堂を開き、今の日本の一料理ジャンルにまでなるって、すごいですよね!
四川料理情報を発信する「おいしい四川」や四川料理のお祭り「四川フェス」は現地の料理だけを提供するわけではありません。町中華、本場の伝統的な料理、日本人シェフの感性で作られる新しい中華、すべての料理を楽しむイベントであり、媒体です。
今回は「日本人シェフの感性で作られる新しい中華」、「新しい四川料理」を提供するお店を紹介します!
銀座 やまの辺 一日限りの江戸四川
※両日出店
昨年に続き、今年も出店していただいた「銀座やまの辺」さん。ご存知、山野辺シェフがオーナーシェフの高級中華のお店です。
昨年、赤坂四川飯店の陳建太朗シェフから「熱い男です!」と紹介をうけた山野辺シェフ。本当に熱い方で昨年、四川フェスが終わった後、「感動した!感動した!」の連発。
中華というジャンルが盛り上がった、こんなに多くの人たちが来てくれた、またスタッフのみんなが最高だった・・・ぼくらと同じ熱を共有。
この四川フェスをきっかけに中川の主催している四川省食べ歩きツアー:花椒収穫ツアーに参加。四川省の現地で料理交流会を開き、腕を披露するなど、おもしろい感じでお世話になっています。
そんな人的魅力満載なやまの辺シェフが作るのは創作四川料理。和牛をつかった水煮は四川省でも大絶賛。オフ会で食べましたが、もうとろける和牛に水煮の調理法と味つけがバッチリ!麻辣のウナギもおいしいこと間違いない!
▼四川フェス 料理メニュー
日式水煮牛肉(和肉の激辛煮込み)1,000円
麻辣焼烤鰻魚(鰻の麻辣風味焼き)1,000円
▼飲み物メニュー
スパイシーハイボール 、生ビール 各500円、グラスワイン(赤/白)700円、ボトルワイン(赤/白)3,000円、シャンパーニュ 8,000円、ドンペリニヨン 20,000円、紹興酒 700円、黒烏龍茶 400円、ソフトドリンク 400円、ノンアルコールビール 400円
麻布長江 香福筵― 次代を担う若手リーダーが作る四川料理
※日曜日出店
旬「東京中華」の発信源!日本の中国料理人の中でも、今、最も乗っていて、層が厚いのが30~40代。そのリーダー格であり、技も人徳もある方といえば「麻布長江 香福筳」の田村亮介オーナーシェフ。
料理学会への登壇や、日本の漁業と魚食文化を守るシェフの連合“Chefs for the blue”にも参加するなど、ジャンルを超えて、食に関する幅広い活動をされている方でもあります。そんな田村シェフが生み出す料理は、東京らしく、遊び心に溢れたモダンな中華。
一度コースを召し上がれば、中国料理をよく知る人も知らない人も、きっとその楽しさと技のとりこになるはず。ベースには伝統的な四川料理の技術があるため、中国人のお客様にもリピートされています。
今年のフェスでは、昨年好評のよだれ鶏と、そのタレをお土産として限定販売するほか、元々は屋台料理だった汁なし担々麺など、全3品の料理をご用意!
▼料理メニュー
よだれ鶏 600円
汁なしタンタン麺 700円
ラムのスパイシークミン炒め 800円
▼飲料メニュー
缶ビール、缶ハイボール 500円
黒烏龍茶 400円
▼物販メニュー
よだれ鶏ソース(物販) 800円
希須林― 気軽に食べる東京スタイルの人気中華
日本人がほっとできるおいしさと、中華の新しい魅力を提案する希須林(きすりん)。
息の長い青山店に、リゾート&別荘地の軽井沢店、隠れ家バースタイルの「jiubar」など、心地よく、くつろげる店に、リピーターの方も多いのでは?
そんな希須林が昨年に続き、今年の四川フェスで提供するオリジナルメニューがスパイシーポーク&チップス!
まるでイギリスのスナックを彷彿とさせるこちらは、甘辛ダレを絡めた豚肩ロースにフライドポテト添え。仕上げに決め手は青山椒。コク、香りとともに痺れも楽しめるシャレオツな一品にキメてます。
合わせたいのは生ビール? 山椒香るジンソーダ? もちろんどちらもご用意ございますっ!
▼料理メニュー
スパイシーポーク&チップス 600円
▼ドリンクメニュー
生ビール(サントリー)600円
山椒香るジンソーダ 500円
関羽の胃袋―ガチの四川料理に風穴をあける伏兵
※両日参加
墨田区生まれのクラフトビール×料理のコンビネーション!関羽の胃袋はスカイツリーのお膝元、墨田区生まれのビールメーカー、ヴィルゴビールプレゼンツ。
東京スカイツリー(R)セレクション、武将ビールといったユニークなシリーズに加え、エールタイプ(上面発酵)のラインアップが充実した、知る人ぞ知るビールメーカーが、四川テイストの料理とクラフトビールを合わせて提供しちゃいます!\(^o^)/
販売するのは、一度見たら思わず釘付け! ホワイト・モカ・ピンクはちみつレモン・ブルーライチの4種4色。個性派ビールに合わせて料理を作るのは、ヴィルゴビールと同じ墨田区生まれの山崎将幸シェフです。
なんと山崎シェフ、イタリア修行を経て同社のメニュー開発を担当されているという経歴で、中華一色の他店とはひと味違うおいしさを提案。
注目の一品は、墨田区のカワシマ製麺特注の生麺を使い、タレ漬けしてカラリと揚げた中華風カツをのせた汁なしパーコー担々麺。東京のこだわりが詰まった料理を、東京生まれのビールと合わせてお楽しみください!
▼料理メニュー
汁なしパーコー担々麺 800円
パーコー(排骨)600円
ソフトシェルクラブのチリソース 700円
▼ドリンクメニュー
ヴィルゴビール各種(ホワイト、モカ、ピンクはちみつレモン、ブルーライチ)各500円
まとめ
日本の中華っておもしろいですよね!
日本の良い素材を活かして、日本人シェフが自分の感性を生かして、一皿に表現する。その料理は日本人であるぼくらからすると、おいしいに決まっている。でも、もちろん現地系のあの強烈なインパクトと破壊力も魅力的。
四川フェスではそんなそれぞれ違うジャンルの料理が一変に楽しめるお祭りです!1万円もあれば、ほぼすべての料理は食べることができます。
まずは場所を確保し、大人数で集めまり、担当を決めて、各店舗の料理を買う。そして、シェアする。何がおいしいかは、人それぞれです。自分にあった一皿を探してみてください!
イベントの関連記事
- 6万人が来場!日本で一番麻婆豆腐が売れた日「四川フェス2024」レポート 2024年06月09日
- 【一般参加OK】料理長が四川人に!?香福味坊で秋の四川料理宴会します! 2023年09月03日
- 【レポート】四川フェス2023初めての雨で苦戦するも1.7万食、3万人を動員!四川料理ファンに愛されるイベントに 2023年07月30日
- 3日で15万人動員!四川フェスプレゼンツ「ウエノデ.パンダ春節祭」。1カ月で作り上げた奇跡のまとめ 2023年02月23日
- 【レポート】4.5万人が来場!コロナ禍でも成功した四川フェス2022@麻婆豆腐商店街の秘訣 2022年08月16日
- 【保存版】麻辣民主化への一歩!麻辣グランプリ2021完全レポート(1万字) 2021年12月29日
- 4月20日はラー油と春を祝う!四川料理の日「成都ぶらり小吃食べ歩き」ライブ中継 2021年04月15日
- 66店舗が参加!累計リツイート1.2万回以上!新しい可能性を切り開いた四川フェス2020@オンラインのまとめ 2021年02月13日
- 新型コロナウィルスの影響により、四川フェス2020は5月30日~31日に延期 2020年02月27日
- 四川フェス2020キックオフ会大盛況!羊を齧り、カエルをつまみ、青島ビールと白酒乾杯する麻辣新年会 2020年01月22日
麻辣連盟 | 四川料理を愛する仲間たち
四川料理を愛し中華料理が大好き!麻辣連盟では普段日本で食べられている四川料理ではなく、本場の料理を皆で食べる食事会を中華料理店とコラボして、全国で開催します。食の好奇心に刺激され、まだ見ぬ大陸の味を日本で食しましょう!参加される方は入党ください!
【出版】四川省・成都を中心にした食べ歩き旅行の決定版
書肆侃侃房 (2014-08-25)
売り上げランキング: 30,730
SNSでも発信しています!
おいしい四川公式ページ
最新四川料理はツイッターにて!
取材してきた四川料理画像を公開中
ご案内
人気記事まとめ
- 四川でよく食べるお馴染みの川魚ベスト10
- 【中華料理メニュー】回鍋肉、チンジャオロースーなど43料理のまとめ
- 麻婆豆腐より滑らかでうまい!脳花(豚の脳みそ)の美味しい食べ方5選
- 日本炒飯協会がオススメ!横浜で食べてほしいチャーハンベスト5
- 中国人が選ぶ!成都の絶対食べ逃してはいけない美食ベスト31四川料理2018年版
おいしい四川運営者について
辛い料理と食べ歩きを愛している方に、日本にはない本場の料理を食べるチャンスを提供する「四川料理の専門家・麻辣連盟総裁」の中川正道です
お気軽に友達申請ください。申請時は一言お願いします! facebookを見る
世界を遊び場に生きる
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。