目次
日本へ本格的に戻ってきて約三ヶ月。紅葉がきれいで、秋の味覚もおいしく、日本の暮らしは楽しい!と感じています。
ドイツに住んでいた時はサラリーマン時代のイメージが強かったため、日本で暮らすイメージにワクワクはしない。。。
しかし、今のように好きなことを仕事にすべくフリーランスとなり、会社を作る…立場が変われば見える世界も変わる、ということを今まさに体感しています。
そして、最近、いろんなイベントに参加し、または企画して多くの四川料理好きな方と会う機会も増えました。四川料理に傾倒している40代~50代の渋いおじさんから、グルメ好きな若い20代の女性まで、多くの方が火鍋や麻婆豆腐といった辛い料理に魅了されています。
お互い共通点があるので、初めて会う方たちでもなぜか仲良くなってしまう…赤いラー油にはそんな力があるようです。
さて、ここ最近の活動、四川トピックスをまとめてみました。
アメリカで四川ソース大人気!?
さて、ご存知の方も多いかもしれませんが、アメリカで暴動寸前にまで盛り上がった人気の四川ソース。ぼくも食べたことないのですが、この現象をどうおもっているか?四川人にきいてみました。
四川人女性:え…知らないです!アメリカの友人に聞いてみます!
ということで、中国ではあまり知られていないようです。
【参考】一体なぜ? マクドナルドのソース1個と車を交換した米国女性が話題に
https://rocketnews24.com/2017/10/18/969339/
ただ推測するにアメリカのような甘い味覚が好きな場所なので、怪味(グァイウェイ)、または魚香(ユィシャン)味ベースのタレなのでは?と考察しています。
怪味はキューピーさんが「素材が恋した 怪味ソース」として販売。いまいち一般消費者には認知されていない…そんな味です。四川の怪味の場合、読み通り怪しい味でしびれる味、辛み、酸味、甘味がミックスされた味つけです。
魚香は四川を代表する味つけ。こちら詳細記事があるので、見てみてください。
10.25【全マ連イベント in 陳家私菜】
全日本麻婆豆腐愛好連盟、略して全マ連さんのイベントに参加!60名以上の麻婆豆腐好き、激辛好きが集まり、大盛り上がりでした!
8.25の中華料理もっと向上委員会立ち上げイベントで陳家私菜の陳社長さんと全マ連さんが出会い、そこに青島ビールさんも加わる。こう、どんどん派生していくのはおもしろいですね!
椒麻鶏、紅油餃子、保宁醋を使った酢豚、宮保鶏丁、宜賓燃面味の刀削麺…など盛りだくさんの料理たち。すべての料理を説明する陳社長。社長の周りには多く人たちが集まってきます。
四川料理に新たな可能性を感じた夜でした!
10.28 料理教室!麻婆豆腐とザーサイと青島ビール
24歳若き四川料理人溝野くん(老辣椒)とさぷら伊豆・人気ブロガー岡本さんのコラボの第一回の麻婆豆腐料理教室!
中華料理もっと向上委員会の会合にて、何かしたいことありますか?と質問。岡本さんから料理教室をしたい!向かいに座っていた溝野くんにコラボする?と聞いて、3分ぐらいで決まった企画。
あとは二人にお任せして、いざ当日。12人のメンバーがそろい南青山キッチンスタジオにて、料理教室を開始!
青島ビールで乾杯しながら、和気あいあいと麻婆豆腐を作る食いしん坊たち。食材、調味料は同じでも十人十色の麻婆豆腐。人それぞれで味も異なり、おもしろい体験でした!ご飯との相性もよくお米炊くのも二回転。
参加して思ったことは、食べるだけではなく、「参加するイベントは楽しい」ということ。
「今度、子供につくってあげますよ!」とはりきっているパパに「辛みは控え身に!」とかみんなでツッコミいれるのって、温かくていいですよね。
気をよくした二人は毎月やる?と盛り上がっていました。次は口水鶏(よだれ鶏)の予定とのこと。
10.31菰田シェフのファイヤーホール4000にて火鍋を堪能!
このイベントは菰田シェフのfacebookで赤坂四川飯店をやめて独立します!というメッセージに中川がコメントしたことから、生まれました。
長年、陳健一さんの右腕として、赤坂四川飯店で腕をふるってきた菰田シェフ。今後はファイヤーホール4000を軸に展開するという新しい挑戦。何か一緒にしたい!と思い、麻辣連盟イベントのコラボを行いました。
陳健太郎シェフもそうですが、このクラスの方はとにかくしゃべりが超うまい!人を引きつける話術にいつも感嘆しています。
一年以上かけて日本人に馴染むよう開発された飲める火鍋スープ
日本人ならだれでもおいしい!と頷いてしまう火鍋です。バクテー風味の深みのあるおいしさの白湯、辛さの中にうまみがある紅湯。脂っこくないので、ほっとしながらもピリッとくる、おいしい火鍋でした!
加藤ポークの絶品前菜から始まり、怒涛のように海鮮、フカヒレを食べ、きれいな色をした質の高い加藤ポーク、肉団子、新鮮な内臓、野菜などどれもこだわりのある素材ばかり。
四川&ハロウィンということで、15年ぶりに人民服に身をつつむ。菊池さんは黒の中国服、早坂さんは孔明の衣装と怪しさ満載の中国式ハロウィン!
初めての参加の方も多く、もっといろいろと話をしたかった…と、次につながる、おいしい会でした!
11/4~5は羊フェスタ!麻辣連盟×孔明の罠
昨年、水岡シェフとコラボで羊肉干鍋を提供し、最速完売達成。今年は水岡シェフと早坂シェフのコラボ企画でいこうかと考えていましたが、水岡シェフの新店舗準備でてんてこ舞い…ということで、早坂シェフとコラボで開催!
昨日は11時から行きましたがすでに多く人がきて、大賑わい!早坂シェフ特製の麻婆豆腐の原型ともいわれている羊肉豆腐は巨大クーラーボックス2個がまさかの13時に売り切れ…
そのあと国分寺のお店へ取り換えるもまさかの渋滞発生。16時半からの提供と間が空いてしまいました。
今日は全部持ってきます!と孔明の罠さんも気合いたっぷり!皆さんぜひ、羊フェスタ今日も楽しんでくださいね。麻辣連盟Tシャツもつくっていただき、孔明の罠さんには感謝!
まとめ
ここ最近の四川料理活動をまとめてみました。
あまり時間がとれず、かろうじてfacebookはやっていますが、こうまとめてみると毎週何かに参加し、何かをやっているなと。
ドイツの家でパソコンに向かい、コツコツとおいしい四川サイトを作り、本を書いていた時からは想像できないくらい、多くの四川料理を愛する仲間たちと出会っています。
軽い挨拶を一言、何気ない会話をするだけでも、みんなと「共通の好きなこと=四川料理でつながっている」という感覚になります。その感覚はおいしい四川を運営し、イベントをする、四川料理食べ歩きツアーする、四川フェスをする原動力となっています。
11月は今のところ、以下の日程でイベント参加。しばらく四川料理イベントはお休みで、これから四川フェス準備をしていく予定です!
- 11月10日:「山西五台山秋の味覚「台蘑」とbiangbiang麺を楽しむ会」
- 11月17日:革命のファンファーレ飲み会(番外編)
- 11月21日~28日:四川省入り。第三弾:四川省南部へ!日本の四川料理のルーツを巡る旅
- 11月30日:山東料理&青島名物の焼き餃子&青島ビール祭
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。