100年続く老舗「楊裕面」で食べる麺
長沙の名物には、小麦に卵を入れ、手作りで作る手工鶏蛋面があります。
日本の中華麺とは太さが違い、素麺のように細さが特徴。
手工鶏蛋面の発祥の店が長沙市内に複数店舗を構える「楊裕面」。
繁華街である坡子街近くのお店に行きましたが、
朝から多くの旅行客などが麺をすすっていました。
麺は細麺でしっかりとしたコシが特徴。博多などの豚骨ラーメンで使われる細麺に似ています。
楊裕面が提供している麺の種類は多くいろいろの麺が楽しめます。
今回は愛想のない店員さんに勧められた一番高い三鮮面(15元)を注文。
完食しましたが、正直、まぁまぁかなという感じでした。。
注文方法
肉丝面を注文する場合、
肉丝面小份 (ロウスーミェン、シャオフェン)
基本情報 杨裕兴(三王街店)
価格、おすすめ | 肉丝面(7元)、鮮面(15元) |
住所 | 湖南省长沙市天心区三王街三王丽都大厦1楼(近坡子街) |
住所(英語) | |
営業時間 | 6:30-22:00 |
環境 | 店は広い、中はきれい |
その他 | こちらが本店です |
路地裏のメニューもない麺屋「洞庭春百年老店」へ
何か物足りなかったので、もう一軒麺屋さんにいくことに。
観光地の太平老街の路地を奥に入り、地元の人が多くいる路地を発見。
その中で朝から繁盛している麺屋へも行ってみました。
こちらメニューも何もなく、おばちゃんが「荤,素(フン、スー!)」と連呼。
荤(フン)は肉、素(スー)は野菜ということで、どちら選ぶということ。
また麺にすのか米粉にするのかも選べます。
「荤,面,小份」と注文し、きたのは長沙のスタンダードな肉丝面(5元)。
こちらの面も細い手工鸡蛋面です。杨裕兴と食べ比べた結果、こちらの店に軍配を!
長沙人の方と話していたのですが、
昔の楊裕面はおいしかった、でもだんだん味が落ちてきたんだよね…
と嘆いていました。
中国の100年続く老舗(百年老店)の迷走は、ここ長沙でも続いているようです。
残念・・・
注文方法
肉入りの麺を注文する場合、
「荤,面,小份」 (フン、ミェン、シャオフェン)
基本情報 洞庭春百年老店
価格、おすすめ | 肉丝面(5元) |
住所 | 湖南省长沙市天心区西牌楼街82-84号 |
住所(英語) | |
営業時間 | 朝から空いています、閉まる時間は不明 |
環境 | お茶屋と併設、地元のお客さんが多い |
その他 | メニューがない |
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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