【成都】韓包子 | 成都が誇る伝統の味
“韓包子” (ハンバオズ)
餡は豚肉。食べた感じ皮は伝統的な老麺(酵母)で発酵させていると思われる。味は昔ながらの濃く、少し花椒が香る成都の味。肉汁も滴り落ちる。
老舗の味を守れるか?北方に狗不理、南方に韓包子!
留学当時、成都のメインストリート(春熙路)に遊び行った際は必ず、食べていた老舗の肉まん屋「韓包子」。
以前、韓包子の本店は王府井デパートの隣にありましたが、
今は移転して成都のメインストリート(春熙路)にあります。
ただ、行ってみてがっかり、昔の味はすっかり失われていた。
これは噂の天津に名高い名店狗不理と同じかと・・・
こんなはずはない、昔食べたあの美味しさがあるはず!
と希望を持ち、いくつか支店を回ってみました。
そこで発見したのが寛窄巷子の近くにあった長順中街支店。
当時食べていた韓包子の味、そのまま。やっと見つけた!
と本にも掲載し、紹介しましたが、いつの間に移転。。。
そこで、再度、支店を確認しました。
伊藤ヨーカ堂(建設路)からほど近い、建設路2号国光大厦ビルにある建設路支店。
こちらの韓包子を食べましたが、当時の味のまま提供されています。
お店の中で食べる場合は一蒸篭(6個)入りを注文する必要があり、
テイクアウトの場合は1個から購入可能。
まだ中華民国の時代、韓包子は成都で創立。約80年の歴史があり、
中華名物として老舗の称号:中国老字号にも認められています。
ただし、職人のスキルの問題か、 規模を大きくし過ぎた問題か、
残念ながら、本店(春熙路)では当時の味を守り切れていません。
他の支店はどうかわかりませんが、建設路支店では、
中華名物の味がまだ存在しています。ぜひ、お試しください。
食べ方
お店の中で食べる場合は一蒸篭(6個)注文する必要があり。
1、2個注文する場合はテイクアウトする。
注文方法
お店で食べる場合とテイクアウトでは注文する場所が異なります。
初めにお金を払い、注文。
テイクアウトの場合、好きな数を店員に言い、ナイロンの袋に入れてくれます。
肉まんを3つ注文する場合
「鲜肉,三个」 (シェンロウ、サンガ)肉まんを1蒸篭、注文する場合
「韩包子,一笼」 (ハンバオズ、イーロン)
基本情報
価格、おすすめ | 肉まん一つ、1.5元。一蒸篭、6元。 |
---|---|
住所 | 四川省成都市青羊区长顺中街154号
四川省成都市成华区建设路2号国光大厦附楼1楼 |
住所(英語) | sì chuān shĕng chéng dū shì chéng huá qū jiàn shè lù |
営業時間 | 7:00 ~ 19:30 |
環境 | 成都に複数支店あり |
その他 | 更新:2016/07/24 |
四川の手作り肉まんの関連記事
- 【楽山】で一番有名な豚まん屋「羅軍包子」! 2016年05月01日
- 【成都】豚まん待ちの長い行列は朝の風物詩!「家宴包子」 2016年05月01日
- 成都の味を守る豚まん屋「小芳包子」 2016年05月01日
- 【成都】50年代からある四川の小龍包「龍眼包子」 2016年05月01日
- 取材した中でNo1の豚まん!伝統を守る「老号無名包子」【成都】 2016年05月01日
麻辣連盟 | 四川料理を愛する仲間たち
四川料理を愛し中華料理が大好き!麻辣連盟では普段日本で食べられている四川料理ではなく、本場の料理を皆で食べる食事会を中華料理店とコラボして、全国で開催します。食の好奇心に刺激され、まだ見ぬ大陸の味を日本で食しましょう!参加される方は入党ください!
【出版】四川省・成都を中心にした食べ歩き旅行の決定版
書肆侃侃房 (2014-08-25)
売り上げランキング: 30,730
SNSでも発信しています!
おいしい四川公式ページ
最新四川料理はツイッターにて!
取材してきた四川料理画像を公開中
ご案内
人気記事まとめ
- 中国人が選ぶ!成都の絶対食べ逃してはいけない美食ベスト31四川料理2018年版
- 麻婆豆腐より滑らかでうまい!脳花(豚の脳みそ)の美味しい食べ方5選
- 四川でよく食べるお馴染みの川魚ベスト10
- 日本炒飯協会がオススメ!横浜で食べてほしいチャーハンベスト5
- 新中華街「フアイクワン」はバンコクの西川口!?2022年おすすめする新華僑たちがつくる四川料理店4選
おいしい四川運営者について
辛い料理と食べ歩きを愛している方に、日本にはない本場の料理を食べるチャンスを提供する「四川料理の専門家・麻辣連盟総裁」の中川正道です
お気軽に友達申請ください。申請時は一言お願いします! facebookを見る
世界を遊び場に生きる
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。