四川に大人気な脳花(ナオファー)料理
四川料理好きの皆様は、世の中には脳みそを原材料として作った料理があることはご存知ですか?
実は四川に、脳花マニアが信じられないほど大勢います。
そして、脳花を美味しく調理する方法も、もちろんたくさんあります。
今日は四川に脳花の一番ポピュラーな食べ方を5つ紹介します。
脳花(豚の脳みそ)の美味しい食べ方5選
1.烤脳花
味をつけた脳花をホイルや鉄板で焼いて、ラー油、ネギ、ザーサイ、パオジャオなど、調味料たっぷりの激辛脳花料理です。
おすすめ店舗:純銀浄地音楽餐庁、高姐錫紙烤脳花
2.冒脳花
冒菜用の辛いスープで煮込む脳花料理です。脳花が柔らかくて滑らかに出来上がり、青ネギ、パクチー、ニンニクや小米辣という品種の唐辛子の味がよく効きます。
おすすめ店舗:冒椒火辣
3.火鍋脳花
唐辛子いっぱいの火鍋のスープで煮る脳花。火鍋の激辛でしびれる味が特徴。短く煮ると柔らかい、長く煮るとちょっと固くなりますが火鍋スープの味が脳花の奥まで浸透して、味がすてきです!
おすすめ店舗:小龍坎老火鍋
4.脳花麺
卤汁で調理済みの脳みそを丸ごと一個四川風辛いラーメンに入れて、脳みその濃厚な旨味とラーメンの組み合わせは完璧です。
おすすめ店舗:脳花麺(東糠市街)
5.卤脳花
卤菜というと鶏の手羽、砂肝、豚の肝、豚の足、豚の耳などが多いですが、豚の脳みそを「卤」という調理方法で煮る脳花も結構人気になっています。辛さがほとんど感じられない卤汁の旨味で煮た脳みそを食べると、八角、ウイキョウなどの中華風香料の香が滲み出て、いくら食べても飽きない魔法があります。
おすすめ店舗:丁卤肉
・まとめ
「脳花」は確かに癖のある食材で、人によって好き嫌いもありますが、うまく調理すると脳みそだとはまったく感じられないほどの美味しさがあります。
気になった方はぜひ一度挑戦してみてください!
四川の名物料理の関連記事
- 【無形文化財】宜賓横江古鎮のご当地スイーツ「眉毛酥」の物語と古い街の散策 2023年06月22日
- 【四川地方料理】平楽古鎮で食べる邛崃名物!白濁した濃厚スープの奶湯麺と甘辛の鉢鉢鶏は絶品 2023年02月19日
- 売上高1.2兆円!宜賓を支える老舗酒造「五糧液」を見学し、名物の南瓜田鶏(かぼちゃとカエル)をつまみに白酒を飲む旅 2022年12月16日
- 古建築が残る李庄古鎮で李庄三白(白酒、白糕、白肉)を味わい、歴史を考える。 2022年07月11日
- 成都女子、四川で一番大きな烤魚「至尊巨無覇烤魚」を食べる! 2022年03月28日
- 中国市場を独占!レモンの都、四川省安岳県で食べる名物料理「魚蛋」と穴場の石刻巡り 2021年08月20日
- 学生たちと人気串串火鍋「牛華八婆」で打ち上げ!ほのぼの宜賓生活に癒される1日。 2021年06月14日
- 鶏の黄金スープに豚つくね!伝説の「高県土火鍋」をついに食べました!! 2021年04月06日
- 三国志ファン必食「剣門豆腐」!難攻不落の要塞「剣門関」で食べる四川名物料理 2021年02月15日
- 【2021年版】四川在住の成都女子がはまっている!今、一番食べてほしい5つの四川料理とおすすめの12店舗! 2021年01月22日
麻辣連盟 | 四川料理を愛する仲間たち
四川料理を愛し中華料理が大好き!麻辣連盟では普段日本で食べられている四川料理ではなく、本場の料理を皆で食べる食事会を中華料理店とコラボして、全国で開催します。食の好奇心に刺激され、まだ見ぬ大陸の味を日本で食しましょう!参加される方は入党ください!
【出版】四川省・成都を中心にした食べ歩き旅行の決定版
書肆侃侃房 (2014-08-25)
売り上げランキング: 30,730
SNSでも発信しています!
おいしい四川公式ページ
最新四川料理はツイッターにて!
取材してきた四川料理画像を公開中
ご案内
人気記事まとめ
- 日本炒飯協会がオススメ!横浜で食べてほしいチャーハンベスト5
- 中国人が選ぶ!成都の絶対食べ逃してはいけない美食ベスト31四川料理2018年版
- 家に生きたまま天然記念物オオサンショウウオ(養殖)が届く!?焦りまくって火鍋屋へ…広元市青渓古鎮は野生生物の宝庫なんです。
- 四川でよく食べるお馴染みの川魚ベスト10
- しびれる麻辣味!重慶研究家がおすすめする重慶小面5選
おいしい四川運営者について
辛い料理と食べ歩きを愛している方に、日本にはない本場の料理を食べるチャンスを提供する「四川料理の専門家・麻辣連盟総裁」の中川正道です
お気軽に友達申請ください。申請時は一言お願いします! facebookを見る
世界を遊び場に生きる
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。