春節おめでとうございます!今、中華圏は春節期間ということで、一年で一番重要な季節。
親族一同がみな集まり、豪華な家庭料理を食べ、家族団らんを過ごす、そんな期間です。
以前、成都に住んでいた時、春節時期は1ヶ月休みなので、友達の家をはしごする春節ツアーをしたことがあります。
行った先は花椒産地「漢原」と東チベットの窓口「康定」。
漢原では友達のお母さんがつくる四川の田舎料理を食べ、康定では漢民族の友達でしたがチベット族に影響されたのか、肉のかたまりをたらふくいただきました。牛肉、ヤク肉と高原で走り回っている新鮮な肉をシンプルに煮て、スライスして一味で食べる。
これがお酒のつまみにいいんですよね。
そんな良い思い出もあったためか、東京で春節を祝おう!ということで、今回は西新宿の「天府舫(テンフファン)」で東京・春節新年会なるものを開催しました
麻辣党改め麻辣連盟として
facebookやメルマガで告知しましたが、昨年11月3日に赤坂四川飯店で誕生した麻辣党は麻辣連盟に改名。
4月2日に開催する四川フェスは四川省政府宣伝部直属の「GO成都」から支援を受けることになり
その時、担当者から「麻辣党の党はちょっと問題です…」と苦笑い。
という経緯があった訳です。
四川で一番辛い料理「盐帮菜」をたべる
盐帮菜(イェンバンツァイ)とは四川の地方料理の一つで自貢一帯の料理を指します。
日本ではほぼ食べることができない盐帮菜と四川省の洪雅にある幺麻子でいただいたタケノコと藤椒油を使い沢山の料理を作っていただきました。
イベント後、アンケートを行った結果、満足度100%でした。
料理は圧巻の12品!!
※「担担麺」と「茶樹菇腊肉-茶キノコと干し肉の炒めも」の写真は逃しました・・・
最後に
四川料理イベントに参加して、具体的にどんなことがよかったですか?
という質問に以下のような回答が寄せられました。
- 色々な業種の人と四川料理について語り合えたこと
- 中華料理好きのたくさんの人と出会えること
- 知らない料理が食べられたこと
- ワイワイガヤガヤと同好の士と美味しいお料理を楽しめたこと
共通の趣味嗜好をもった異業種の人と出会えること、
そして、知らない料理を食べられることは何より刺激的で面白いですよね
四川料理を通じて、多くの方と出会い、コミュニケーションする。
東京・春節新年会の3時間はあっという間に過ぎていきました。
皆さまご参加ありがとうございました!
温かくサービスしていただき、こちらの要求をすべてのんでいただいた度量の大きさ、店主の李さんありがとうございました!
そして、すべての料理をつくっていただいた料理長の何さん、みな大満足でした。
会が終わり、皆が帰った後、白酒のみながら李さん、何さん、中華地方菜研究会の本多さんと語ったあの時間は主催者だけが味わえる疲労感と達成感、そして、満足感です。
次は四川フェス、ぜひ一緒に盛り上げていきましょう!
基本情報
- 店名:天府舫(てんふふぁん)
- 日時:2017年1月13日(金) 19時~
- 場所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目4−9
- http://www.tenfufan.com/
- 参加者:30名
- 予算:7000円:飲み放題付き
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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