目次
著者と行った!四川料理超食べ歩きツアー四日目
成都→楽山→洪雅→双流県→成都→温江→都江堰と成都郊外の地方都市をぐるっと回っている四川料理超食べ歩きツアーも最後の一日に。
何が一番おいしかったですか?
という質問に、毎日何十種類も料理を食したので、うーんとうなってしまう食べ歩き参加者たち。
確かにそうですね、ぼく自身も一緒にガイドして同じように食べているので、もう何が一番おいしいか、記憶の処理が追いついていない感じです。
ツアーを終えて、今、振り返ってみると、あの干鍋は最高においしかった、古典的四川料理もよかったな、楽山の歩きながら食べ歩くのは楽しい!…など記憶が整理され、今、ベスト5をあげるなら、簡単いにできそうですね。
4日目のメインは世界遺産の都江堰へ!
パンダと都江堰の美食をたべあるく旅
- 【温江】程抄手:金钩海味抄手(あっさりワンタン),素椒怪味抄手(辛く甘酸っぱくしびれる味のワンタン),笋子抄手(タケノコ入りワンタン)
- 【三道堰】三道堰苗苗鱼:苗苗鱼(魚火鍋)、卤鹅(鹵味のガチョウ)
- 【都江堰】张醪糟:醪糟(甘酒と黒蜜のお餅)、糍粑(黒蜜入りのきな粉餅)
- 【都江堰】老号罗记甜水面:甜水面(極太ゴマダレ面),凉皮(太麺のラー油和え)
- 【都江堰】老妈火锅粉:火锅粉(火鍋スープと薩摩芋麺)、芝麻饺子(ゴマ餃子),老麻抄手(痺れるワンタン),开心饺子(具がはみ出た餃子)
- 【都江堰】桥头饭店:锅巴回锅肉(おこげの回鍋肉),葱香牛柳(ネギと牛肉の炒め物),鱼香包豆腐(魚香味の豆腐料理),藕汤(レンコンとスペアリブのスープ),糖醋莲白(キャベツの甘辛炒め),炒油菜(菜の花の炒め物),凉拌折耳根(どくだみの冷菜)
【温江】程抄手
宿泊していたのは成都市北部にある温江という街。老舗のワンタン屋さんで朝ごはんを食べます。
あっさりシンプルなワンタンから一風変わったワンタンまで様々。
金钩海味抄手(あっさりワンタン)、素椒怪味抄手(辛く甘酸っぱくしびれる味のワンタン)、笋子抄手(タケノコ入りワンタン)
【三道堰】三道堰苗苗鱼
豆瓣醬(トウバンジャン)の一大生産地でもある郫県(ピーシェン)の隣にあるのが三道堰(サンダオガイ)という街。ちょっとした観光地となっていて、週末は成都から多くの人が訪れます。
この街の名物は生きた魚を火鍋に入れて食べる苗苗鱼(ミャオミャオユィー)。
地産地消。新鮮な魚をいただきます。小骨がたくさんあるので、要注意ですね。
ちなみに右下に写っているおじさんが今回のバスの運転手さんです。
【都江堰】中国大熊猫保護研究中心都江堰基地
四川といえば四川料理ですがパンダも見たいですよね。都江堰に新しくできたパンダ基地へも行きました。
着いたのが3時くらい。小雨が降っていましたが、4匹のパンダをみることできました。
※お土産が併設されていますが都江堰市内のお土産屋で購入した方がお得です。
【都江堰】张醪糟
パンダを見終わった後に食べのが渋いスイーツ。醪糟(ラオザオ)とは日本で言う甘酒のようなもの。
砂糖の甘さではなく自然な甘味がおいしい!
きな粉の団子もいただきました!
【都江堰】老号罗记甜水面
都江堰市内の歩行者天国へ。旅行4日目にして、初のじっくり買い物タイム。地元の唐辛子や花椒、お土産を購入した後、甜水面をいただきました。
甜水面は極太面にゴマダレ風味の甘い味つけが特徴です。
【都江堰】老妈火锅粉
都江堰名物の火鍋粉。火鍋スープに薩摩芋でつくった麺をいれた麺料理です。
【都江堰】董记老号臭豆腐
都江堰住民だったら知らない人はいない!というぐらい有名な小吃屋さんです。名物はお店の名前になっている臭豆腐ではなく、ジャガイモをあげてドクダミをそえた各料理。
豚の脳みそをピリ辛に煮込んだ料理もおすすめです!
【都江堰】桥头饭店
四日目最後の晩餐は老舗レストランへ。ここはガイドのカカさん親子が10数年目から通っていたお店です。
お米を一碗ずつ大きな蒸篭で蒸して提供する珍しいご飯!
こういう家庭的な料理に四川料理のおいしさの神髄が垣間見えますね!
【都江堰】沈包子:牛筋小笼包(牛筋の四川風小龍包),鲜肉包子(豚まん)
都江堰から成都双流空港へ移動。車で約2時間なので、朝食をテイクアウト。都江堰の老舗肉まん屋さんで珍しい牛筋まんを購入。朝の肉まんってなんであんなにおいしいんでしょうね。
4日間で食べた料理は累計100種類以上!!
- 1日目:27料理
- 2日目:35料理
- 3日目:21料理
- 4日目:20料理
- 5日目:2料理
大好きな中華料理の勉強をしたい!将来お店を開くんです!
と福岡から来られている女性の方がいらっしゃいました。中国語を勉強中、中国に行ったことがないという不安…に対して、以下のように回答しました。
この食べ歩きツアーに参加すると、大人数で食べ歩くので、路地裏の庶民がいつも食べる料理から高級レストランの料理まで一気に体験することができます。そして、自分の好きな料理を見つけることもできます。
この四日間の食べ歩きを通して、一気に100以上の料理と中国の本当の食文化を目の当たりにして、新しい何かを発見できたようです。アンケートでは以下のようなコメントいただきました!
感嘆する美味しさでした!想像以上の大都市!見どころ豊富!辛いだけではなく、何種類もの料理を味わえたのがよかったです。五感が感悦しました(笑)
家族みんなでつくる四川料理食べ歩きの旅
おいしい四川主催の四川料理超食べ歩きツアー第一弾は無事に終わりました!
今回は日本語通訳兼ガイドのカカさんに現地のバス、ホテル、観光名所、レストラン等…いろいろと段取りをしてもらいました。その段取りがちゃんとできている心配で、なんとカカさんのお母さんもツアーに参加!お金の管理、交渉などお願いしました。
そして、バスはカカさんの勤務先からレンタル。カカさん在籍しているのは製品の安全基準の監査を行う大きな国営企業「中国測量研究所」、略して中測。
中測の別部門になりますが、VIPなど来訪者が来る場合に運転手としてお世話する部門があり、今回、運転をしていただいたのはそこの課長の方です。いわゆる、別部門ですがカカさんの上司にあたります。
何なんでしょう、この家族の一体感。
悪く言えば公私混同、よく言えば家族や同僚みなで日本からきた四川料理好きな人たちに何かしてあげたい!そんな思いを感じました。
「特に印象に残っていることトップ3を教えてください」というアンケートに
課長さんの運転、現地スタッフの気遣い
という回答がありました。
四川料理の食べ歩きという旅、料理はもちろんたくさん食べ、たくさん飲み、たくさん味わってほしい。
そして、その食べ歩きの合間に四川に住む一般の人たちや四川の食文化に実際に触れてみてほしいと思います。
15年前に留学し、これまでずっとかかわっている「四川という土地の良さとおいしさ」を皆にもっと感じてもらえる、そんなサービスを今後とも提供していきます!
皆さん、ありがとうございました!
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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