【成都】痣胡子包子 | 成都名物の復活
“龍眼小籠包” (lóngyǎn xiǎolóngbāo)
餡は新鮮な豚肉。肉まんは龍の目の大きさを見立てて作ることから「龍眼包子」と呼ばれている。若干小ぶりの豚まん。餡はしっかり味が染みこみ、一口噛めば肉汁が飛び出す。
50年代からある四川の小龍包「龍眼包子」
龍の目を形どった、小さなサイズの肉まん。成都生まれの「小籠包」と呼びたくなるような、成都の名小吃です。
1950年代の四川省成都、髭をはやかしたあざのある男が天びん棒を持ち肉まんを売っていました。 この肉まんは瞬く間に評判に。しかしこの男の名前がわからない。次第に人々はこの肉まんのことを、 「痣胡子包子」(あざとひげのある男が売る肉まん)という愛称で呼ぶようになりました。
そんな痣胡子から受け継がれている肉まんを、現在ではこちらのお店でいただくことができます。 一番ポピュラーなのが、新鮮な豚肉を使った定番の「豚まん」で、その他に宜賓名物の漬物「芽菜」入りの肉まん「芽菜包子」(yácài bāozi)や 甘辛いチャーシュー入りの「叉焼包子」(chāshāo bāozi)が人気です。
小ぶりの肉まんは、少しづついろいろな味を試したい時にはうれしいいもの。 中にはさまれている餡はどれをとっても、お肉がたっぷり入っていて、そのジューシーさは、 お墨付き!新鮮な素材を餡に使用し、作りおきではなく、蒸したてほやほやの証なのです。アツアツのうちに口いっぱいに頬ばります。
今回紹介しているのは本店ですが、文殊院の近く文殊坊にも支店があります。
実はこの本店のすぐ隣に長蛇の列を作っている肉まん屋があり、折角なのでいただきましたが、お味は龍眼小籠包の方がおいしいと思いました。
食べ方
通常、中国の朝食では肉まんとお粥は一緒に食べます。またお粥に味はなく、漬物などとも一緒に食べます。ただし、肉まん単独で注文することも可能です。
注文方法
サイズが小さいので、肉まんは一蒸篭、蒸篭の半分という感じで注文します。一蒸篭6個です。テイクアウト、店の中で食べるどちらか好きな方を選んでください。
テイクアウトする場合
「带走」 (dàizǒu)豚まんを一蒸篭6個注文する場合
「鲜肉,一笼」 (xiānròu , yī lóng)豚まん、チャーシューまんを蒸篭の半分づつ(3づつ)注文する場合
「鲜肉,叉烧,一样半笼」
(xiānròu , chā shāo , yīyàng bàn lóng)
基本情報
価格、おすすめ | 肉まん一蒸篭、6元。おすすめ:龍眼小籠包、叉焼龍眼包 |
---|---|
住所 | 四川省成都市青羊区西安南路5号 |
住所(英語) | sìchuānshěng chéngdūshì qīngyángqū xīānnánlù 5 hào |
営業時間 | 6:00 ~ 20:30 |
環境 | |
その他 | 更新:2013/02/01 |
四川の手作り肉まんの関連記事
- 【成都】 北方に狗不理、南方に韓包子!成都が誇る伝統の肉まん 2016年07月24日
- 【楽山】で一番有名な豚まん屋「羅軍包子」! 2016年05月01日
- 【成都】豚まん待ちの長い行列は朝の風物詩!「家宴包子」 2016年05月01日
- 成都の味を守る豚まん屋「小芳包子」 2016年05月01日
- 取材した中でNo1の豚まん!伝統を守る「老号無名包子」【成都】 2016年05月01日
麻辣連盟 | 四川料理を愛する仲間たち
四川料理を愛し中華料理が大好き!麻辣連盟では普段日本で食べられている四川料理ではなく、本場の料理を皆で食べる食事会を中華料理店とコラボして、全国で開催します。食の好奇心に刺激され、まだ見ぬ大陸の味を日本で食しましょう!参加される方は入党ください!
【出版】四川省・成都を中心にした食べ歩き旅行の決定版
書肆侃侃房 (2014-08-25)
売り上げランキング: 30,730
SNSでも発信しています!
おいしい四川公式ページ
最新四川料理はツイッターにて!
取材してきた四川料理画像を公開中
ご案内
人気記事まとめ
- 中国人が選ぶ!成都の絶対食べ逃してはいけない美食ベスト31四川料理2018年版
- 麻婆豆腐より滑らかでうまい!脳花(豚の脳みそ)の美味しい食べ方5選
- 四川でよく食べるお馴染みの川魚ベスト10
- しびれる麻辣味!重慶研究家がおすすめする重慶小面5選
- 新中華街「フアイクワン」はバンコクの西川口!?2022年おすすめする新華僑たちがつくる四川料理店4選
おいしい四川運営者について
辛い料理と食べ歩きを愛している方に、日本にはない本場の料理を食べるチャンスを提供する「四川料理の専門家・麻辣連盟総裁」の中川正道です
お気軽に友達申請ください。申請時は一言お願いします! facebookを見る
世界を遊び場に生きる
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。