塩煎肉


 

 

四川人に一番好きな料理は?

 

と質問して、一番多かった答えが「回鍋肉」です。

その理由として、回鍋肉は四川省のレストランであれば、

 

どこで食べても美味しいから、だそうです。
回鍋肉を日本食で例えると「生姜焼き」。

 

どこで誰が作ってもおいしくできる料理、それが回鍋肉です。

 

回鍋肉は初めに肉を鍋に入れて、煮込み、臭みをとり火を通す。

次に肉を鍋に戻し、いため、肉の油を出し、
その油を使い、豆板醤と豆鼓と一緒に炒め
最後にニンニクの葉を入れて炒めるという手順で作ります。

 

中国語で回は「戻す、帰る」という意味
回鍋肉とは、簡単に言うと「鍋に肉を戻す料理」
という意味になります。

 

そんな回鍋肉は好きな料理の一つですが

その回鍋肉と同じぐらいすきなのが

「塩煎肉(イェンジェンロウ)」という家庭料理

 

塩煎肉

 

鍋に肉を戻すという手順を省いたのが、塩煎肉

 

味つけ(豆板醤と豆鼓)、作り方は回鍋肉とほぼ同じ。

大きな違いは肉を下ゆでしないこと。

 

使用する肉は半瘦半肥(油身が多めの肉)の肉。

塩煎肉で使う豚肉

 

一緒に炒める具材はニンニクの葉(蒜苗)のみ。

塩煎肉

 

ちなみに回鍋肉は以下メニューにもある通り、最近は複数のバリエーションがあります。

  • 蒜苗  –  ニンニクの葉
  • 青椒  –  ピーマン
  • 尖椒  –  甘長トウガラシ
  • 连白  –  キャベツ

 

塩煎肉

日本の回鍋肉はキャベツが中心ですが、

最近は四川の家庭料理でもチラホラ見かけるようになりました。

 

最後に

 

塩煎肉は成都市内の家庭料理であれば、どこにでもある料理です。

 

以前働いていた、会社の天才プログラマーが

一番好きな料理は塩煎肉。いつも注文するのはこの料理です

と語っていました。

 

彼はチャーハンを食べる時も塩煎肉チャーハンで。

みなで円卓を囲む際、何にする?と聞くと「うーん、塩煎肉で」と。

 

回鍋肉が定着した日本で、次は塩煎肉を食べられるのを楽しみにしています!

 

 

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中川正道、1978年島根県生まれ。好きなことをするため、2012年に独立。0からWEBデザインを勉強し、現在はフリーのデザイナーとして世界中の企業・お店のサイトやロゴ等をてがける。毎日四川料理を作るほどの四川料理マニア。Allabout公認四川ガイド。

特技、デザインと中国語。三国志、水滸伝などの歴史小説好き。熱いアニメ「宇宙兄弟」が大好き。ビール党、自然派ワイン好き。 http://masamichi-design.com/