今や中華という料理は日本人の日常に溶け込んでいます。例えば、餃子や麻婆豆腐など家庭でも楽しめる料理は数知れず。
陳建民氏の故郷は四川省南部の街。四川省南部に「自貢(ズーゴン)」という街があります。自貢は四川料理を極める方にとっては切って切り離せない街の一つです。なぜかというと四川料理は大きく分けて三つの流派に分かれます。
- 嘉陵江沿いの街で発展した料理が「小河幇菜」
- 重慶に続く長江沿いの街で発展した料理が「大河幇菜」
- 自貢、内江という街で発展した料理が「塩幇菜」
その流派の一つが自貢を中心とした「塩幇菜(イェンバンツァイ)」なのです。
自貢からさらに南の「宜賓(イービン)」は長江沿いの街。「大河幇菜」に属します。陳建民氏を輩出したのは自貢市富順県。陳建民氏は自貢や宜賓で様々な料理を食べてきたはずです。特徴ある自貢、宜賓の料理や伝統的四川料理をいかにして日本の人々に食べてもらうか?
日本では麻婆豆腐がゆっくり受け入れられ、派生して麻婆茄子、麻婆春雨が生まれ、汁あり担担麺、エビチリなどたくさんの料理が生まれました。
この日本でも慣れ親しんだ料理のさらにルーツを巡る。これがこの旅の一番の醍醐味です!
自貢料理の特徴はなんといってもその辛さです。この辛さは四川一ともいわれ、とにかく辛い!
そして、自貢は別名、塩都ともいわれていたくらい塩業が盛んだった街でもあり、味つけが少ししょっぱい。辛くてしょっぱい、これが自貢料理の特徴です。
“雲南省に隣接している宜賓は「万里長江第一城(長江の最初の街)」ともいわれ、街の中心に長江が流れている地方都市の一つ。
宜賓という地名を聞いたことがない方もいるかと思いますが、五粮液はご存知ではないでしょうか?
五粮液は中国を代表する白酒で貴州省の茅台と1、2を争う国酒。その売上げ規模は約700億元。歴史は600年以上あり、今の配合になったのは1909年と言われています。現在の五粮液の配合は「紅高梁・もち米・うるち米・小麦・とうもろこし」五種類の穀物。
制作しているところは国家秘密なので、作っている工程は見えませんが、今回特別に非公開の工場の中へ見学し、70度の原酒を試飲させてもらうことなりました!原酒は非売品なので、ここだけでしか飲めない最高の白酒体験です。この機会に酒鬼はぜひ、参加をしてほしいですですね。
成都で街歩きをしたグルメ家の方なら気づいたかもしれませんが、成都市内にはいたるところに「塩幇菜」という看板がかかっています。「塩幇菜」とは自貢料理の総称。
自貢という一つ街で一つの料理体系が出来上がっている…四川料理の奥深さを感じます。
皆さんのご存知の料理でいうと自貢には水煮牛肉があります。豆板醤ベースのスープで肉ゆで、一味唐辛子と花椒粉とニンニクをたっぷりかけ、最後に油をかける定番料理。最近日本でも水煮魚はちらほらみるようになりましたよね。
そのほかに激辛兎料理、魚卵を使った煮込み料理、シンプルな豆腐料理など地方ならではの料理がたくさんあります。どれも刺激的でしびれるおいしさでした!日本では絶対食べられない、大人数で食べるからこそ、楽しい圧倒的な食の体験ができるのです!
7月に花椒収穫ツアーで人気料理 - BEST3
眉山の東坡肉
雅安の荣経棒棒鶏
成都の激辛蕎麦料理
実はこの宜賓発祥の料理は赤坂四川飯店では宜賓燃面といわず、芽菜燃面と言われ、隠れメニューだった伺いました。昨年11月に行った麻辣党(現麻辣連盟)結成イベントでは建太郎さん自ら芽菜燃面を作ってくれたのは記憶に新しいですね。
その時、芽菜燃面がかなり大人気!建太郎さん曰く、次にくるのは燃面かもしれない、これを流行らせたい!と。そして、今年、菰田さんのスペシャル火鍋「五反田のファイヤーホール4000」が新しくオープン。なんとランチは宜賓燃面を提供。
時間はかかるかもしませんが、担担麺の次に来るのは宜賓燃面かもしれません!
ちなみに今、四川では担担麺は消えつつあり、宜賓燃面の全盛期。そんな目が離せない宜賓燃面は宜賓発祥の料理。
宜賓燃面以外には宜宾烧烤,包浆豆腐,折耳根烤鱼,宜宾生牛肉…などたくさんの名物料理があります。
そして、宜賓市内からほど近い、蜀南竹海ではキヌガサダケとタケノコを使って料理「全竹宴」があり、李庄古鎮にはゆでた豚肉を特製包丁で切った李庄白肉など四川を代表する名物料理が数多くあります。
四川省南部、日本の四川料理のルーツを巡る旅はさらに奥へ。一般の旅行者がまずいかない、ガイドブックには記載がない街へと進みます!
現地で愛されている本当の料理と食文化を思う存分味わえる旅、ぜひ、皆さん一緒に食べ歩きましょう!
皆さんの食の好奇心を満足させ、さらに次のおいしさの領域へ行く、そんな圧倒的な本物の食の体験を提供できるよう今回は四川省公認の四川料理の専門家、中川がご案内します!
日本語通訳兼ガイド
何珂(カカ)
生まれも育ちも成都市内のど真ん中。そんな生粋の成都人のカカさんは高校卒業後、日本語を勉強しに日本へ渡り、日本大学文理学部卒。卒論は「四川大地震について」
勉強より囲碁をやっていました、と豪語するほどの囲碁好きで大学生時代は囲碁の日本代表として台湾遠征にも参加したほど。ちなみに四川の囲碁大会では優勝経験あり、敵なし。そんな囲碁の達人のカカさんが囲碁の次に好きなのが四川料理。
11/22(水)
- 四川航空 3U8086 東京・成田発 20:30 → 成都着00:50
11/23(木)~11/26(日)食べ歩き
11/27(月)
- 四川航空:3U8085 成都初 13:40~ 東京・成田着 19:00
-牛佛鎮の名物「牛佛烘肘」など田舎料理、自貢市内で四川一辛い料理を食べ歩き。
-宜賓名物料理の食べ歩き。五粮液工場の見学、李庄村の散策と食べ歩き。長宁県にて、キヌガサダケとタケノコの全竹宴を食す。
-沐川県にて、ガチョウ火鍋など食べ歩き。沐川竹海にて、キャンプファイヤーしながら、子豚の丸焼きを食べる。
-牛華鎮の名物、串串火鍋を食べ、成都市内の食べ歩き。
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“食のプロも参加する、かなりガチなツアーです。個人的にツアーは嫌いなのですが、目的が一致している人たちとの旅は、この上なく面白かったです。
四川ツアーに参加して良かったことは、 辛いもの以外にも幅広い料理があったことを知れたこと。特に印象に残っているのは花椒の収穫、幺麻子での熱烈歓迎(とイベント)、飛行機の遅延…。眉山のトンポーローは人生最高のトンポーローでした。
- 広告代理店勤務 木下 元さん
“食いしん坊。中国が怖い、1人では行けないと思っている方におすすめです。行けば必ず得るものがあります。
参加してよかったのは、 自力で行くのが大変な特別なロケーションに案内いただけ、たくさんの種類の料理を大勢で食べられること。同じ趣味嗜好の知人ができること。青山椒の収穫地、貢椒の収穫地、棒棒鶏の製造現場。いきなり仕込みなしで料理を作ることになった厨技交流会(笑)。
- 80cディレクター サトタカさん
“四川料理に興味がある方のみならず、料理を作る事が好きな方、食べる事が大好きな方におすすめしたいです。食に特化したこんなマニアックな旅はこのツアーでしか経験出来ません!
個人ではなかなか行くことの出来ない場所にも行け、数々の美味しい料理を堪能出来ました。一番印象に残っているのは1.幺麻子訪問、2.花椒収穫、3.市場見学。おいしかった料理トップ3は棒棒鶏、紅油牛肉蕎面、火鍋。
- 岡部さん
“知ってるようで未知なる味が待ってますよ、好奇心旺盛な方「行ってみよう!!」
四川ツアーをおすすめしたいのは、異文化に触れたい人(実生活、常識等違いが見れて面白いと思います)。食べる事が好きな人(満腹な状態がツアー中続きます、弱い人は胃薬必須!)
四川料理を学ぶ者として行って見たかった 。新物の四川山椒の仕入れが一番のトリガーです。 白酒の視察(趣味と今後の実益、店でも出して行こうと思ってます)。 四川ツアーに参加して良かったことは本物の四川の郷土料理を体験出来た、山椒の収穫体験、地物の名も無い白酒が入手出来た(漢源の地酒で60度なんてそこに行かないと手に出来ない)。
- 新潟・中国酒家風雅オーナーシェフ 永澤 徹さん
“おすすめしたいのは本場の四川料理を食べたい方。中国の実態を覗きたい方。こんな機会、滅多にありません!是非時間を作ってお越しください。
現在中国に住んでおり、以前から四川料理が好きで麻辣連盟の活動にも興味を持っていました。ちょうど中国開催のイベントだったため申し込んだ次第です。印象に残っているのは、 個人旅行では絶対できない経験ができたこと。例えば、仕事では出会えない皆さんと知り合えた。初日に行った花椒畑の労働者の皆さんとの交流(給料が安いとか)。各地での歓待っぷり(幺麻子,漢源など)。各地で粒のまま齧った花椒の味わい(香り、痺れ) 。番外で、最終日夜の大雨…
- 中国在住 阿部さん
“辛い料理が好き過ぎて、世間の無理解に悩んでいる人におすすめです。ここに同好の志士がいます。一緒に盛り上がりましょう!
四川菜食べ歩き+花椒収穫、という珍しい企画につられて参加します。 同じ志の人達と心置きなく四川料理を堪能できた事。印象に残っているのは「人:青山椒工場の遣り手マダム」、「赤山椒について熱く語る農園のオジサン」、そしてなんと言っても真摯に私達を案内してくれたカカさん。
- 青森のおばさん
“料理関係はもちろん、旅行&食べるのが好きな方。食いしん坊なら、ぜひ参加を!
友人に誘われ、 滅多に体験出来ない旅行だと思ったので、参加しました。四川料理の美味しさを知れた事、参加者がみなさん面白く、みなさんと知り合えたことが一番印象に残っています。トンポーロー、初日の麺と初日の肉まんがベスト3でした。
- マドリさん
“さらに一歩踏み込んだ本当の四川料理を知りたい方へ。実際に四川に行って本当の四川料理を食べてみてください!四川料理の見識がもっと広がります。四川弁を聞きながら本当の四川料理を味わってみよう!
四川料理の軸である花椒の産地を実際に見て収穫してみたかった。青花椒、紅花椒の産地の差を知ることができたこと。地方料理を知れたこと。青花椒産地のおばあちゃんたち、紅花椒の産地、幺麻子での料理対決が印象に残っています。
- 田中 慈さん(元成都在住、現在北京在住)
“四川ツアーをおすすめしたいのは食いしん坊(一日5食食べられる)な人!皆さんとても親切に対応して下さるので安心して参加して下さい!
花椒が好きで、四川料理が好きで、四川に行ってみたかったので、ぴったりのツアーだと思いました。値段が高かったので躊躇しましたが、特別なツアーだと思ったので参加しました。参加してよかったのは、 自分では行かれないようなお店や山奥の山椒の産地に連れて行って頂けた事です。印象に残っているのは、「花椒の香りの強さ」、「産地の標高の高さ」、「現地スタッフ(カカさんを始め、成都日報の牛さんなど)の皆さんの親切さ」です。
-香料メーカー 杉浦千加さん
“おすすめするのはアグレッシブな旅が好きな方。舌の人生がかわりますよ!
中国料理に興味を持てました!特に印象に残っていることトップ3は。重慶火鍋の油!、トンポーロー!、料理の鉄人的イベント。一番おいしかったのはトンポーロー、2蕎麦屋で食べたカカさんおすすめ米饅頭、串肉の花椒油づけです!
-渡邊千佳さん
“何でも試してみようという好奇心と、それなりに強い胃腸の持った方おすすめします。もし時間とお金が許すのであれば、是非参加してみてください。本場で食べる四川料理は驚きと感動の連続です‼
四川ツアーに参加して良かったことは…すべて! 一食一食が驚きと感動の連続でした。山椒の収穫を体験できたり生産者とふれ合えたのも良かったです。山椒油の会社での歓待、眉山での昼食、青山椒の山に入ったことがとっても印象に残っています。
-Megumiさん
“周りに四川好きがいなくて寂しいかったですが、1人でも存分に楽しめます。迷ってるなら参加すべき!
1人でも楽しめる同じ趣味を持つものが集まった旅行で退屈しなかったです。 知らない料理も、大人数でシェアしたおかげでほんとに見たことないものも口にでき大変満足です。印象に残っているのは、藤椒油工場でのお出迎え、料理イベント赤い山椒畑の山の風景、最後の夜の火鍋。
-ゆっきーさん
成都日報にて
成都日報の記事は人民日報: 人民網日本語版に転載されました。日本人が食を目当てに四川省までいくというのは新しい形のツアーです。もちろん観光もしますが、あくまでメインは「食」。圧倒的な四川料理を体験をすることができます!
人民日報: 人民網日本語版
日本で四川料理を愛する「麻辣連盟」のメンバーが成都にグルメツアー
1日目から26品?四川省の新聞社も取材にきた四川料理超食べ歩きツアー
2日目、四川料理の聖地へ!会社をあげた熱烈歓迎をうけた麻辣グルメ視察団!
3日目、満足100%宣言!文革時代の老舗茶館から古典四川料理まで7つの見どころ
4日目、GO!GO!都江堰!パンダを見て地方四川料理を食べ歩く!
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11/27(月)
- 四川航空:3U8085 成都初 13:40~ 東京・成田着 19:00
-牛佛鎮の名物「牛佛烘肘」など田舎料理、自貢市内で四川一辛い料理を食べ歩き。
-宜賓名物料理の食べ歩き。五粮液工場の見学、李庄村の散策と食べ歩き。長宁県にて、キヌガサダケとタケノコの全竹宴を食す。
-沐川県にて、ガチョウ火鍋など食べ歩き。沐川竹海にて、キャンプファイヤーしながら、子豚の丸焼きを食べる。
-牛華鎮の名物、串串火鍋を食べ、成都市内の食べ歩き。
企画:おいしい四川、四川奥益西文化伝媒有限公司
- ツアー名:四川省南部へ!日本の四川料理のルーツを巡る旅
- 日時:2017 年11月22日(木)~11月27日(月)
株式会社たびのレシピ東京支店
〒105-0012 東京都港区芝大門2-4-8メビウスビル8F
宮城県知事登録旅行業第2-325号
総合旅行業務取扱管理者 田村 直幸
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