希須林
About me
中川正道。四川省公認の四川料理の専門家、麻辣連盟総裁、時色株式会社代表兼デザイナー。2002~2006年まで四川省に滞在、四川料理に魅了される。2012年に単身、四川省へ行き、四川の仲間たちと200店舗の四川料理店を食べ歩き「おいしい四川」サイトをリリース。2014年夏に日本初!四川料理食べ歩きガイドブック「涙を流して口から火をふく、四川料理の旅」を出版。2日間で10万人を動員した四川フェス主催。 これまでの活動が実を結び、2018年のマー活、花椒が話題になる。2019年の麻辣ブームの火付け役。


 

先週、希須林さまの一日ガイドをレポートを掲載しました。

今回は経営されているお店を皆さまにご紹介します。

 

希須林の小澤さんから連絡があったのは8月下旬。
丁寧な文面で成都の情報を質問されてきたのがキッカケです。

希須林

希須林:よく食べたニューヨーク研修!

メールでやり取りをしていくうちの小澤さんの「いい人感」が伝わってきたので、ガイドサービスもできてたら楽しいと思い、急遽、成都メンバーと調整し、成都を案内させていただきました。

 

ぼくの持論に四川料理好きな人にはいい人が多い!というのがありますが、まさに小澤さんもその一人。

 

インタビューしてその片鱗が見えましたので、ご紹介します。
※以下、小澤さんへのインタビュー

 

はじまりは埼玉県杉戸町から

 

創業者でもある私の父が埼玉県杉戸町に中華料理店を母と一緒に出した事からはじまります。

希須林

希須林:年始は皆で恒例の初詣!

その後、東京の阿佐ケ谷に移転し、二店舗、三店舗と増えてまいりました。

 
お店も古くなってしまった事から、昨年阿佐ケ谷のお店は閉めさせていただきましたが、現在、青山店、軽井沢店、担々麺専門店の赤坂店を運営しております。

 
今期で28年目となる弊社ですが、これからも多くのお客様に長く愛されるお店を作っていきたいと思っております。

 

人と人をつなげる場所をつくる

 

昨年、22年間営業してきた阿佐ケ谷のお店を閉めました。

 
最後の数日間、オープン当初のお客様もご来店くださったりと、多くのお客様が長い間お並びになって、お食事をしてくださりました。

 
そして、最後に「帰ってくるのを待ってるね!」というあたたかいお言葉を多くの方よりいただき、本当にうれしかったです。

飲食店は、人と人がつながる場所です。

これまで大切にしていただいた分、いずれかまた阿佐ケ谷にて皆様に恩返しができればと思っています。

 

一番大切にしているのは、お客様に楽しんでもらうこと

希須林

希須林 担々麺屋 赤坂店 (キスリン タンタンメンヤ)

料理の味、空間、接客、スタッフが作り出す雰囲気、すべてがお客様にご満足頂く為の要素となります。
その要素の根幹にある物が、楽しんでもらいたいという気持ちだと思っています。

 
10年以上前になりますが、イタリア南部のオストゥーニというところにある「IL FURANTOIO」という民宿に食事をしに行きました。

 

オストゥーニは人口32,000人ほどの小さいな街で、白い壁に囲まれていて、オリーブの産地として有名な場所です。
その中心地から車で15分ほど行ったところに「IL FURANTOIO」はあり、農業体験もできる家族経営の民宿で、庭にオリーブの木があり自然をものすごく感じられます。

 

自分のところでとれたおいしい食材のみを使用し、お料理も提供時にすべて笑顔とともに説明してくれます。
美味しい食材、こだわりのお料理、ご家族のあたたかい雰囲気、自然に囲まれたテラス席、人生の中で一番のレストラン体験ができました。

 

レストランにとって、お客様に楽しんでもらいたいという気持ちは何よりも大切だと、そこで感じる事ができました。

 

小澤さんにとって、四川料理とは何でしょうか?

希須林

希須林:いい出会いが沢山あったはじめての成都研修!

今の私にとって四川料理は、ビタミン剤。
今欲しているも、必要なものを与えてくれます。

 

中国全土を知っている訳ではもちろんないですが、成都での体験は今の私にとって非常に大きなものです。
お料理、お店のあり方はもちろん、成都人の食に対してのどん欲さ、学ぶべき事が沢山あります。

山椒を利かせた麻婆豆腐

山椒を利かせた麻婆豆腐

希須林のフィルターを通して、四川料理の魅力を伝えていけるようにこれからがんばっていきます。

 

今後の新しい展開とは

希須林 軽井沢

希須林 軽井沢

現在、レストラン業態、麺業態とありますので、今後は日本の日常的な中華料理をつまみにお酒も一緒に楽しんでいただけるバー業態を展開していきたいと思っています。

 
時期は未定ですが、こんなところにこんあお店があるの!と驚いてもらえるような面白いお店を作りたいと思っています!

 

読者へのメッセージ

希須林

希須林:軽井沢店の五周年イベント!

 

土地それぞれ様々な中華料理がありますが、

毎日食べても飽きのこない日常的な中華料理

それが我々希須林が提供し続けたい料理です。

 
料理は人と人を結び、心を豊かにし、人を幸せにしてくれます。
希須林という空間で皆さんがより幸せになれるように、これからもがんばってまいります。

希須林

昔ながらのシンプルな酢豚

 

基本情報 希須林(キスリン)

希須林 青山 (キスリン)

希須林 青山 (キスリン)

WEBサイト:http://www.kisurin.com/

facebook:https://www.facebook.com/kisurinozawa

instagram:https://www.instagram.com/kisurin1989/

 

希須林 青山 (キスリン)
住所 東京都港区南青山5-1-25 メゾン・ド・ラミア2階
営業時間 11:00-15:00(L.O. 14:30)
17:30-22:30(L.O. 21:30)
電話番号 03-3499-4120

 

希須林 担々麺屋 赤坂店 (キスリン タンタンメンヤ)
住所 東京都港区赤坂3-7-9
営業時間 11:00-22:00
電話番号 03-5573-4119

 

希須林 軽井沢
住所 長野県北佐久郡軽井沢町星のハルニレテラス
営業時間 11:00-22:00(L.O. 21:00)
電話番号 0267-31-0411

 

まとめ

 

ぼくは食の好奇心がうずきすぎて、手に負えなくなり、

おいしい四川というサイトを運営したり、四川料理の取材をライフワークとして行っています。

 

いろいろなお店にお邪魔して、勝手に食べて写真を撮ったりしていますが、

中にはものすごく心地がよく、おいしく、幸せに満たされるお店があります。

 

それは店主の考え、スタッフ、雰囲気、料理、サービス、食文化…

といろいろな要素がからみあうことで、うまれるものだと感じています。

 

小澤さんのインタビューを見ていると、希須林もそんな居心地のよさがあり

おいしく、幸せに満たされるお店なんだろうな・・・と想像しています。

 

日本に帰ったら、また行く店が一つ増えました!

 

 

 

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中川正道
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。